チャットモンチーの取材について。今号の本誌では、新曲「女子たちに明日はない」についてのインタビューをお届けしているのですが……。文字量&構成の関係上、本誌の中では使うことのできなかったエピソードがあります。爆笑です。ぜひとも、皆さんに読んでほしいので、このコーナーで紹介したいと思います。ほとんどエディットなしで、ありのままに掲載しちゃいますよ。
 最後の質問です。シングルの歌詞から拝借して、「最近わかったこと」をひとつ教えてください。
絵莉子 なんでもいいですか?
 いいですよ。へぇ、そうだったんだぁ、みたいなこと。
絵莉子 自分ってことですか?
自分でお願いします。
絵莉子 ささいなことでも?
 どんなささいなことでもOKです。
絵莉子 はい、私、実家がフローリングっていう感じじゃなかったんですよ。四角の柔らかいタイルみたいな床で。今はフローリングなんですけど、フローリングの上をはだしで歩けないっていうことがわかったんです。スリッパ履かないと気持ちが悪いってことがわかったんですっ。足の裏がイヤだってことが。だから、夏でも毛糸のスリッパを履いてるんです。冬になってもずっとそれで。これは、フローリングになったからわかったんやって思いました。
 実家のときははだしで?
絵莉子 はい。めっちゃペタペタ歩いてたんですけど。ちゃんとしたフローリングがちょっと苦手っていうことがわかりました。
 それじゃ東京で住みにくいですね。
絵莉子 そうですね。だからスリッパをいつも履いてます。
久美子 HPの日記にも書いたことだから避けたほうがいいですよね?
 いいや、全然大丈夫ですよ。
久美子 大丈夫ですか? じゃあ……おとといくらいに、はぁ〜と思ったことがあったんですよ。それは、終電で帰るとき。居酒屋からふたりの男の人が出てきたんですけど、その人らが終電に間に合わないってひとりが言ってたら、もうひとりが“ええよ、僕歩くのが趣味やから”って言ってたんですよ。私、横を歩いていたんですけど。これにびっくりしてしまって。歩くの趣味ってそんなんありなんですか? 散歩? みたいな“僕歩くのが趣味やから”って歩いて帰れるよって。
 歩くの趣味っていう人、結構いるよね?
久美子 へぇー。そうなんですか。あ、でも、考えたらウォーキングや、散歩だったら変じゃないなって。歩くって日常的なことでしょ、でも、歩くのが趣味って言ってもいいんだなって思って。だったら、趣味は寝ることですって言ってもいいし。自分がいいと思ったら趣味にしてもいいんだなって思いました。
晃子 えっと、わかったことはですね、国ってすごいなって思って。日本の国が。東京に来てひとり暮らしして、でもそこがちょっと駅から遠すぎて、また引っ越したんですね。そしたらね……どこに行っても普通に“請求”が追っかけてくるわけですよ。どこに行っても払えっていうものは追っかけてくるのに、戻ってくるものは追っかけてこんっていうのがわかった(笑)。教えてくれんし、もちろん呼んでもくれんし。だから、国の仕組みっていうのは、ちゃんとできてるもんなんだなぁって思いました。申請したら、戻ってくるものっていっぱいあるんやって、そこもわかりました(笑)。
3人の個性がはっきり分かれた、とても明確な回答でした。新曲「女子たちに明日はない」の素晴らしさについては、本誌をご覧くださいませ〜。 |