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もうすぐビールがおいしい季節
今月のごあいさつ
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新緑の薫る季節となりましたが、皆さん、お元気でしょうか? ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? イトウアキは、中野サンプラザに吉川晃司のライヴを観に行ったり、家の片づけをしたり(でも途中まで)、毛布を洗濯したり、昼から日比谷野音で酔っぱらったり(毎年恒例・ROVOのライヴ)、ゴスモバイル&GosTVのチケット先行受付をやったりしてました。また、久々に(本当に何年ぶりかに)すごく初歩的なミスをして、いろんなところに迷惑をかけたりして、ちょっと落ち込んだりもしてました。いろいろあった約10日間でしたが、お天気のいい日は自宅のベランダに出て“あぁ、そろそろベランダ(で昼から飲む)ビールが、おいしい季節になってきたなぁ”と、来たる夏に思いをはせたゴールデンウィークでありました。あぁ、今年は夏フェス何回行けるかなぁ。五月病などに負けずに、今月も元気にいってみましょう。
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これまでにない楽しさと、新鮮さがあった巻頭取材
今月の取材(本誌編)
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L’Arc〜en〜Cielの表紙&巻頭の取材。hyde、ken、tetsu、yukihiroの全員に、それぞれソロインタビューを。基本、インタビューをするときは、こちらからあまり話の流れを作らずに、相手の話の流れをつかまえて、盛り上がりそうなエピソードや、話しやすそうな話題のときに、話を広げてムードを作っていきたいなぁと思いながら、やってます。まぁ、すごく乱暴に言ってしまえば、ほとんど行き当たりばったりインタビューに近い。たぶん、そばから見たらそうだと思います。何も考えないで、たらたら質問してるように見えると思う。しかしながら、行き当たりばったりでは、インタビューは成立しません。無駄話や世間話だけじゃ記事は成立しない。企画によっては成立しそうな場合もあるけれども、ほとんどが成立しないのです。どんな企画であれ、どんな内容であれ、私は毎回、3本〜4本、話の柱を作っていきます。話の流れではなく柱、ね。それが大まかなテーマのときもあれば、具体的な質問のときもあります。今回のL’Arc〜en〜Cielの場合のそれは“具体的な質問”でした。インタビュー前もインタビュー中もほとんどメモなどとったことのない私が、今回のソロ×4人のインタビューに際しては、4人分の質問メモを持参して挑みました。なぜ、そんなことをしたのかというと……原稿の内容の振り分けをしたかったからです。久々の表紙巻頭、しかもシングルリリースですから、それぞれにちゃんと話をうかがいたいと思いましたし、4人分すべてを読んで、ひとつの原稿になるような……4人の記事を順番に読み進むうちに、読者の中でパズルのピースが増えていって、読者の皆さんが、自身の頭の中でピースをカチッとはめるような……そういう記事にしたいなぁと思ったからです。ひとりで表紙巻頭のソロインタビュー、4人分なんて……そんなに与えられる機会はありません。その機会をもらい、私がライターとして考えたのは“ひとりで全員やるから書ける記事を書こう”ということでした。そのために、どのメンバーにどんなことを質問するか、その答えは何か……というのを、1回ずつ整理していく必要があったんですね。頭から湯気が出そうなくらいになりましたが、これまでにない楽しさと、新鮮さがありました。でもね、こうやっていろいろ考えたりしても、自分では新しいことにチャレンジした気でいても、結局、今回のインタビューで、hyde、ken、tetsu、yukihiroの4人に聞いてみたかったことは、ひとつだったんですよ。原稿をまとめながら、しみじみ思っちゃったよ。そのひとつの質問は、表紙&巻頭・ソロ×4人分インタビュー原稿のすべてに登場する質問です。最後の最後に登場する共通の質問。久々のシングル「SEVENTH HEAVEN」、そのタイトルの意味に引っかけてひっぱってきた、非常にパチ・パチらしい質問が、私がいちばん聞きたかったことなんだなぁと思いました。いやもうほんと、根っからのパチ・パチっ子なのよねぇ……なんて、あらためて思った、イトウアキも久々の表紙巻頭。今年、もう1回くらい、こういうことがあるといいですね、パチ・パチさん。
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目頭が熱くなったライヴ
今月のライヴ
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チャットモンチー@渋谷AX2DAYSの1日目。“そのまま”が彼女たちのよさだとするならば、そのよさが最大限に生かされたライヴだったと思います。ちょいと専門的な話になるけれども、渋谷AX規模の小屋で、ほとんどムービングライト(という照明の機材があるのですね。ぐるぐる回ったり、瞬時に色が変わったり、壁に模様を描いたりできる万能なライトなんです)を使わないライヴなんて、もしかしたら10年ぶりぐらいじゃないだろか。ある意味、大胆な演出。そして今の照明の定番を無視して、あくまでバンドのよさに知恵を絞ったあるべき姿。照明のアイデアなどは、スタッフの力によるところも大きいと思うけど、彼らも、チャットモンチーに対してすごく自信があるんだな、と。それはつまり、彼女たちが、そう思わせる曲を次から次へと作り上げ、そう思わせるだけのライヴをしてきたからですよね。なんかその関係性というか、その歴史みたいなものっていうか、周りを少しずつ巻き込んでいく愛のうねりみたいなものが見えたような気がして、ちょっとだけ目頭が熱くなりました。歳をとるとすぐに目頭が熱くなって困るね、まったく。彼女たちの曲をくり返し聴いていると、はかなさの奥に強さが浮かび上がってくる。音楽に対する、バンドに対する“芯”みたいなものが、おそらく、誰にも壊すことのできない結晶のようにきれいで、固い。バンドを信じて、バンドに夢をはせる思いの強さが、結晶になっているんだと思う。楽しさも苦しみも、悩みも自信も、すべてバンドの栄養になっているような。だから、チャットモンチーは、今、とても面白いです。もちろん、それぞれのキャラクターが立ってきたのも面白いけれど。今号は、そのキャラの面白さがわかる『耳鳴り相談室スペシャル』。今回のゲストはトータス松本さんです。爆笑必至。そして来月は……バンドの面白さがわかる、シングルインタビューです。お楽しみに。
吉川晃司@中野サンプラザ2DAYSの2日目。3年8ヵ月ぶりのオリジナルアルバム『TARZAN』を引っさげての全国ツアーがスタートしたばかりの吉川晃司。ここ最近のインタビューでも、本人の口から何度となく語られているが、今現在の吉川晃司のテーマは、ひと言で言うならば、吉川だから成立するダンスミュージック……といったところだろうか。20年近くも、ソロとして日本のロックシーンの真ん中に身を置き続けてきた人間が、デビューしたばかりの英国のロックバンドにヒントを得て、自分の中にあるルーツを肯定しながらも新しいジャンルを取り入れようとする姿を見ていて、果たしてどう出てくるのかとか、どう料理するのかとか、もっと言ってしまえば、料理できるのか……と、正直、興味が先に立っていたんですね。私が体験してきたダンスミュージックと、吉川が体験してきたダンスミュージックは、まったく異なる。それはつまり、ダンスミュージックに関する価値観に決定的な相違が生じることになりますね。だから、なんというか……それぞれを認めることはできても、おそらく心の底から理解することはできないんじゃないかなぁと思うこともあったり。頭ではわかっているんだけどなぁ……という思いが強かったというのが本音だったりします。そんな思いで今回のライヴを観て。んで思ったのは……えーと、ダンスミュージックに定義はあるかもしれないが、ダンス自体に定義はないんじゃないかなぁということです。例えば、同じリズムで永遠に踊り続けられるのがテクノミュージック。んで、私にとってのダンスミュージックはここが基準、すなわち、それが己の定義になってくるわけですね。吉川のダンスミュージックは、たぶん、自分がめちゃくちゃに踊れることなんだと、ライヴ中にめちゃくちゃに踊る吉川晃司を観ていて思いました。で、その踊りは、絶対にまねできない。ポーズもリズムの取り方も、何もかも独特すぎて、観ていてもとてもまねできるもんじゃないの。でもどんどんBPM(1分間で刻んだビート数)が上がっていく楽曲たちと、吉川の踊りを見ていると、なんかこう……自分が踊っているような感覚になる瞬間が何度もあって。実際は全然踊ってないんだけど、上がっていく高揚感がねぇ、ちょっと似てる。踊り続けて音にきちんとのれて、ものすごくハッピーになったときに。気がつくと笑顔、みたいな状態が似てるなぁなんて思いました。それからもうひとつ。今回、初期も初期の曲「RAIN-DANCEがきこえる」が、ほぼ当時のアレンジのままで披露されたんだけど(ディテールは違っていたけど、おおまかなアレンジは当時のまま)、まったく古くなかったんですな。これにはびっくりしました。当時とはまったく違うだろう音圧のせいもあるかもしれないのですが、80年代アレンジの必需品“上ものおかず”(今じゃ信じられないような、ピキューンピキューンとかダダダ、ダダダ、ダッ! とかいうような、デジタル音を入れること。要所ようしょに入れたり、ブレイクのところに入れたりもしてました)をごっそり抜いても、当時の表情を色濃く残していたが、とても不思議で、そしてびっくりしました。今、当時のアレンジのままでやった吉川晃司にも拍手。20周年ライヴのときに、その企画性から、いろんな曲の当時アレンジを満喫したけども、現在進行形の中で、当時の曲を当時のままでやるというところに、すごく意味があると思った次第。ツアーはまだまだ続きます。シンバルキックを生で観たいという人は、ぜひ足を運んでください。シンバルキック観るだけでも、気分が上がること、保証します。 |

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ゆる〜くダイエット始めます
今月の予告
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すごくうれしいことがありました。その人と一緒に撮った写真は宝物です。宝物ですが、そこに写った自分を見て、愕然としました……。あまりにぶさいくすぎる! 体重が増えても、あごのラインは結構シャープなままで得をしていたイトウアキですが、そのお得感がまったくない写真でした。もう、ぶくぶくじゃん! あぁ、キレイな思い出にならなかった……。しょんぼり。写真写りだけはよかったのに。ということで、ゆる〜くダイエットを始めることにしました。とりあえずは自宅ご飯はすべて玄米に。野菜中心。お弁当持参。週1〜2回くらいは自転車通勤(40分くらい)。寝る前に腹筋。そしてHOT YOGA始めます。パチ・パチ編集者の中でも、ちょっとだけブームになってるらしいHOT YOGA。あきらめないで頑張るぞ〜。今月は出張もありますが、無理しないで続けたいと思います。ではまた来月!
<追伸>
……と書いてメール送信したら、パチ・パチのイトウアキ担当、コジから電話が。「来月は久々に双子の取材あると思いますよ〜」と。おー、双子といえばRYUKYUDISKO。メジャーレーベルからの第一弾リリースシングルは、フェスの楽しさを、太陽の下でみんなで遊ぶ楽しさを、心底知っているふたりだから作ることができた、前代未聞のコラボレーション曲。ジャンルだけじゃなく、カルチャーの垣根までも飛び越した1曲です。早くフェスで聴きたいなぁ。
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