Musicnet ソニー・マガジンズの音楽情報サイト


サイトマップ

ソニー・マガジンズ







アーティストサーチ





キャッチ本゛







榎本くるみ
PUSH COMMENT from Musicnet
5月16日、待望の1stアルバム『NOTEBOOKT〜未来の記憶〜』をリリースした女性シンガー・ソングライター榎本くるみ。彼女の歌にあるのは、“別れ”や“焦燥”などのマイナス要素を肯定のエネルギーに変え今後の糧にしていこうという強い想い。そして、私がもっとも魅力を感じるのは、その想いを表現するにふさわしい生命力に満ちた“うた”だ。エモーショナルで凛とした圧倒的な歌声と、透明でありながらも虹色と灰色のマーブル模様を思わせるような、詩のマイナスとプラスの要素を忠実に写し出す表現力には圧巻。とくに高音が素晴らしく、「愛すべき人」は何度聴いても鳥肌が立ってしまうのです。CHECK!コーナーではその歌声を堪能していただくべく、これまでのシングルPVを彼女のヒストリーとともに公開していきます!


―― 1曲1曲から強い想いが伝わってくるアルバムだと思いました。例えば「RAINBOW DUST」とか「心のカタチ」とか「愛すべき人」を通して私が感じたのは、“逃げてばかりの自分を捨てるんだ!”という気持ちだったんですが。

「RAINBOW DUST」に関して言うと、いろんなことからずっと逃げていた自分から始まっている曲なんです。以前の私は、いろんなことを人のせいにしながらもがいていたんです。今は良い方向に変わりましたけど。こういう曲を聴いて“めんどくさいことを言ってるな”って感じる人もいるかもしれないですけど、何年か経ってから何か感じてもらえるのではないかと。今は共感できなくても、歳を重ねる中で共感できるところが出てくる。そういうアルバムになったんじゃないかと思います。

―― 榎本さんの音楽は全体的に“葛藤”が渦巻いていますよね。“わたしはこれでいいの?”という迷いとか心の揺らぎが、曲を貫く絶大なエネルギーになっている気がするんです。

たしかに葛藤とか、もがいている感じってありますね。そういうことが正直に出るのが歌っていうものなんだと思いますし。音楽をやる上でいろんな気持ちはあるんですけど、今の自分にとって一番求めているのって、そういうことなのかもしれない。BGMとしての音楽ではないのかもしれないですけど。じっくりと一対一で向き合って過ごすことができるのが、今回の12曲だと思います。この先は遊びも入ったこととか、いろんな形が出てくると思いますけど、まずは今回みたいなことをやっておかないと、次に進めない気もしていました。

―― この12曲で描かれていることは様々ですけど、興味深かったことのひとつは、別れの曲の独特さです。「スピードウェイ」とか「ジャングルジム」は、まさに別れの曲ですけど、別れをただ悲しむんじゃなくて、その体験を積極的にポジティブなエネルギーに変えようとする姿勢が表れているじゃないですか。そういう内容が、かなり独特だと思いました。

ああ、そうかもしれないですね。

―― 例えば「スピードウェイ」は、<幸せだったのは走れたこと あなたと別れても走れたこと>というような印象的なフレーズがありますよね。別れを受け入れて、乗り越えた自分を肯定している気持ちが伝わってきます。

否定も肯定も入っている感じですかね。この曲は自分の感情を殺すことを描いていますけど、もちろんそれは辛いし不安なことですよね。でも、それを乗り越えて感情を殺してみたことによって感じられる“生きてる”っていう実感みたいなことが、この曲には出ている気がします。なかなか現実においてこういう風に思えるかどうかは難しいところですけど、そうあれたらいいなという願いもあるんですかね。

―― 榎本さんの曲って、聴いてるとすごくポジティブな気持ちが湧いてくるんですけど、歌の中に込められているのは、決して前向きな気持ちばかりではないですよね。むしろ痛みとか苦しみをたっぷりと踏まえている。“辛いことはたくさん起こるけど、自分の気持ちを切り替えることで世界を輝くものにしたい!”っていうような願いとか意志が浮かび上がってくるのが、榎本さんの音楽の醍醐味だと思います。

きっとそうなんだと思います。自分がそういう風に思ってるんだってことを、ようやく分かってきました。昨日、何十回も自分の曲を聴いてそう思ったんですけど(笑)。私はただの明るさを求めてるわけじゃないんだと思う。悲しみや苦しみを受け止めながら希望があるものって、いつまで経っても褪せない気がしますし、わたしもそういうものを作りたいです。

―― あと、今回のアルバムはサウンドの多彩さも注目すべきポイントですね。サウンド・プロデューサーは根岸孝旨さんですが。

サウンドは、まだまだ手探りの部分が多いっていうのが正直なところですね。いろんなものを突き詰めて試したりもして、何かがブッ壊れた先にもっと面白いものが出てくるんじゃないかと思っているんですが。

―― でも、今回のサウンドも榎本さんの透明感とパンチ力を兼ね備えた歌声に美しくフィットしてますよ。例えば「素晴らしい世界」のストリングスを交えたバンド・サウンドは、ものすごく気持ちよいパワフルさへ繋がっていますし。

そうだと嬉しい。今回の作品を経た上で、この先どうブッ壊していくのかっていうことは一生懸命追求したいです。さっきからブッ壊すとかばっかり言ってますけど(笑)。でも、それが大事になってくる気がします。根岸さんもそういうことが見えてくるのを楽しみにしてるんじゃないかと思います。

―― ファンの方々にとっても、“どうブッ壊れるか?”は今後の注目ポイントになりそうですね。では、最後に今回のアルバムに関しておっしゃっておきたいことは何かありますか?

聴いてくださる人によって感じることはさまざまでしょうけど、必ず何か曲と繋がる部分があるんじゃないかと思います。たくさんの人に自分自身のことと重ね合わせて聴いてもらえたら本当に嬉しいです。

text:田中 大 


BACK



榎本くるみの……
 鳥肌モノの歌声に圧倒!

その詩世界はもちろん、一聴で虜になってしまうエモーショナルな歌声が魅力の榎本くるみ。この度1stアルバムをリリースということで、これまでの彼女の経歴を追うとともに、その歌声を堪能していただくべく全4曲のPVを公開します!
※動画をご覧になるにはWindows Media Playerが必要です。

★ 榎本くるみのデビュー〜現在まで

デビュー前に雑誌に登場
音楽誌『ROCKIN'ON JAPAN』に“NEW COMER”として登場、『BARFOUT!』では表紙を飾る。

CDデビュー
2006年4月19日、シングル「心のカタチ」でメジャー・デビューを果たす。

「心のカタチ」PV

クリック 200k

ライブが話題に
54-71、遠藤ミチロウ(ex.スターリン)、野孤禅、カルメンマキ、VOLA&THE ORIENTAL MACHINE、DMBQなど、個性派アーティストとの共演が話題に。バンドをしたがえたパフォーマンスで観客を圧倒する。

花火大会BGMで問い合わせが殺到
同7月19日、2ndシングル「打ち上げ花火」をリリース。全国50ヶ所の花火大会でBGMとして使用され、問い合わせが殺到した。

「打ち上げ花火」PV

クリック 200k

ドラマ主題歌を担当
同10月18日、3rdシングル「RAINBOW DUST」を発売。TBS系ドラマ『スイーツドリーム』の主題歌としてスマッシュ・ヒット!

「RAINBOW DUST」PV

クリック 200k

ロックフェスに出演
2006年末、年末最大のロックフェスティバル“COUNTDOWN JAPAN 06/07”の幕張メッセ会場に出演。その歌声で観客を魅了した。

4thシングル発売
2007年3月21日にリリースされたシングル「愛すべき人」は、各ラジオでパワープレイを多数獲得、イベント出演依頼も殺到。

「愛すべき人」PV

クリック 200k

ついに1stアルバム発売!
2007年5月16日、満を持して、12曲入り1stアルバム『NOTEBOOKT〜未来の記憶〜』を発売。


INFORMATION
リリース


2007年5月16日
アルバム

『NOTEBOOKT〜未来の記憶〜 』
ライブ
東名阪ワンマンツアー“記憶の未来ツアー”
6月13日 名古屋 ell.fits.all
6月15日 渋谷O-NEST
6月21日 大阪 Shangri-La
データ

榎本くるみ
オフィシャルサイト

榎本くるみ オフィシャルサイト

未来の記憶.com

フォーライフミュージックエンタテインメント



ページTOPへ







キャッチ本゛
ソニー・マガジンズ

このページに関するお問い合わせは、musicnet@sonymagazines.jp
このホームページに掲載している記事、写真、動画等あらゆる素材の無断複写・転載を禁じます。
Copyright (c) 1998-2010 Sony Magazines Inc. All Rights Reserved.

[ PRIVACY ]

SECOM