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今春、世界7大都市を巡るツアーを大盛況に収めたL'Arc〜en〜Ciel。今後の動向について様々な憶測が飛び交うなか、待望の新作「NEXUS 4/SHINE」がリリースされます。両曲ともtetsuが作曲、hydeが作詞を手がけた今作や気になる今後について4人に聞いたインタヴューが到着。PVとともにお届けします。
■「SHINE」について
――サウンド的には、アコギやストリングスの透き通った音が印象的なんですけど、これは曲を作った段階からイメージしていたものなんですか?
tetsu だいたいデモを作るときはアコギを入れがちですねぇ。まず最初にアコギを入れてから(他のものを)どんどん足していく感じなんで……最初はアコギを入れちゃいますねぇ。で、実際のレコーディングのなかでそのアコギがなくなったりもするし、そのままいくときもあるし。
――今回はそれが残ったと。レコーディングのときのエピソードで、印象に残っていることはありますか?
ken デモがあって……このときはアレンジャーがふたりいる感じだったので、いろんなアイデアが出てきて。それをうまくまとめていくというのが、僕がこのレコーディングに向かっていくときの気分でしたね。
――リラックスして弾けましたか。
ken そうですね。1日に一気に録る形じゃなくて、バラバラと短い時間ずつ録っていったので、そのつどリラックスしてできましたね。
――yukihiroさんは、この曲はどう叩こうと思いましたか?
yukihiro うーん、もう覚えてないですねぇ……この曲がリリースされます、歌乗せます! ってなったときに、「でも俺、そのドラムのテイクにOK出してないよ!」って言っちゃったんですよ。デモなんじゃないかって思ったくらい、叩いたことも、それを録音したことも覚えてなかった(笑)。
――そんな覚えてないご自分のテイクを聴いて、どう思いましたか?
yukihiro 録り直さなくてよかったなぁと思いました(笑)。馴染んでますよね。
――tetsuさんはレコーディングで覚えてることはありますか?
tetsu ユッキーが録り直すって言うから、だったら俺もベース録り直そうかなぁって言ってたんだけど、結局録り直さないことになって(笑)。いやぁ、本当にいつ録ったんでしょうねぇ。それぐらい過去のことの気がするし、自然と出来たんじゃないかなあ。
――それって、実際にレコーディングしてから時間が経っているというのもあるんだろうけど。もうひとつ、この曲を録ってから『KISS』やたくさんのツアーなど、本当にいろんなことがバンドの中で起こったという証でもあるような気がするんですけど。
tetsu うん、その両方ですね。10日前に終わったツアーが1年前くらいに思えるくらいですから(笑)。
■「NEXUS 4」について
――デモを作っているときから、リズムはこういう感じで打ち込んでたんですか?
tetsu デモどおりではないですけど、ベーシックな流れはこうだったような気がしますね。あ、違うか。最初は(もっと長くてはっきりした)イントロとかあったんだ。
――どういう感じだったんですか?
tetsu 「これから始まるよ〜!」みたいな(笑)、そんなイントロがあったんですけど。
hyde もうちょっとストリートっぽかったんだよね。
tetsu そう。でも聴いているうちに、「それ、ないほうがいいかなぁ」ってなって。
――hydeさんはどういうイメージで歌詞を作っていきましたか。
hyde 最終的にデジタルな雰囲気があったり、ギターがジグ・ジグ・スパトニックみたいだなと思ったり。その辺から俺の中では近未来になったんですよね(笑)。
――サイバー・パンクな感じ?
hyde そう! サイバーな話にしようって思いながら、なんとなく自分の中で作っていった感じですね。
――NEXUSというのは“絆”とか“繋がっていく”という意味がある言葉で、そのあとに“4”が続くというのは、つまりL'Arc〜en〜Cielということなのかな、と。
hyde うまい!
――いやいや、えー!? べつにこじつけるつもりじゃなく、そう思っただけなんだけど。
hyde まぁ“4”はそうですね。4人だから4にしとこうって。NEXUSは……言うのも恥ずかしいですけど、ロボットの名前です。
――じゃあ本当に曲やデモから抱いたイメージが、歌詞の世界観にもタイトルにもなっていった曲なんですね。
hyde そうですね。あんまりそういうタイトルをつけたこともなかったしね。
■今後について
――今日は8月27日にリリースされるシングルのインタヴューをしているわけですが、そのさらに先に出るシングルの制作を今まさにやっているということですね。
hyde そうですね。
――それも含めて、今後の予定はどうなっていくのか教えていただけますか?
hyde ソロと並行しながらもL'Arc〜en〜Cielとしての曲作りは行っていくし、リリースもあるので……だから(これまでと)そんなに印象は変わらないんじゃないかと思ってるんですけど。
――リーダーは?
tetsu 僕もそう思いますよ。ライヴはスケジュール的にしばらく先まで難しいのかなと思うんですけど、バンドってライヴだけが活動じゃないですから。ライヴ以外にも活動はありますから、だからあっちゅう間ですよ!
――yukihiroさん、今、制作中の曲はどうですか?
yukihiro いい感じっす。
ken ふふふふふ。
yukihiro hydeくんの曲のことだよね?
hyde そうだね(笑)。
yukihiro これはね、すごくいいっすよ。俺、いいドラム録れたと思ってる。
――おっ、いいっすね。kenちゃん的には、バンド的にここからどういうふうに歩んでいくと思ってますか。
ken うーん……まず週末に録る曲がカッチョいいでしょ。したら、ソロするメンバーがいたり、休憩したりするでしょ。で、その先でしょ?
――そう。
ken 知らない(笑)。まぁもうちょっとしたら見えてくるでしょう! すでに(この先のL'Arc〜en〜Cielの世界観が)見えてるメンバーもいるだろうし。
■最後に
――では最後に。夏休みがきますが、夏の過ごし方を教えてください。
ken すごいシメを持ってくるね、また(笑)。夏は元気があれば富士山に登り、元気があればライジング・サンに行ってキャンプを張り、ツーリングも行き、海外旅行もして、過ごしたいですね。あ、あと、「ヴィジュアル系だらけのディズニーランド」っていう企画をしたいと思ってるんですよ。ヴィジュアル系のバンドの人達に声をかけて、みんなでディズニーランドに行こうと。で、シンデレラ城にヴィジュアル系だけで行く。そうすれば誰かがメダルを獲れるじゃないですか。で、ジャングルクルーズもヴィジュアル系だけで乗ると。これをやりたいんですけど、でもなかなかみんなのスケジュールが合わなくて(笑)。
――ぜひとも実現させてください、そこで驚き怖がり悶える他の入場者を見てみたいです。でもそんなに遊んじゃったら、宿題ができないのでは……。
ken 宿題? ……そうですね。でもま、たまには!
――yukihiroさんはどうですか?
yukihiro 俺の場合、夏はもう終わっちゃったので、夏休みはないです。
――ということは、早くも食欲の秋ですか?
yukihiro そうですねぇ……今年は季節が1個なくなっちゃいましたねぇ(笑)。本当に何しようかなぁ……決まってない(笑)。
――(笑)tetsuさんはどうですか? パリに行かなくちゃね。
tetsu パリにも行きたいし、ニューヨークにも行きたいし、見れてないDVDもいっぱい溜まってるし。
――今も「HEROES」にハマッてるんですよね?
tetsu 「HEROES」はツアーの合い間に約2ヵ月くらいかけて見ました。あれも面白かったんですけど、今はね、「THE 4400」を見てるんですね。で、これが終わったらスティーヴン・キングの「DEAD ZONE」を見なきゃいけないし、――今アメドラにハマッてますね(笑)。あと、新しい車が来たんで――半年くらい待ったんですけど――ドライブしたいですね。
――どこに行きたいですか?
tetsu 涼しいところかなぁ。高原とか(笑)。
――涼しいところが好きで、移住するならスイスと言ってはばからないhydeは?
hyde 俺は夏は(VAMPSで)ツアーを回ってるんで。
tetsu あぁ、それどこか行きたいな、車で。
hyde ぜひぜひ! なので、各地のおいしいものを食べたいなと思います。
インタビューと文:鹿野 淳
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