佐伯 明の続・音漬日記

2012年 05月

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プロフィール

佐伯 明(さえきあきら)
1960年11月10日・東京都国立市生まれ。さそり座B型。中央大学文学部フランス文学科卒。

17歳のときに音楽雑誌「rockin’ on」に投稿したものが記事となり、音楽文の執筆をスタートさせる(ちなみに最初に記事になったときの題材はジェフ・ベック。最初にインタビューをしたミュージシャンは忌野清志郎&仲井戸麗市。主にライナーノーツを書いたミュージシャンはブルース・スプリングスティーン)。

25歳のときに音楽業界に嫌気がさし、ガソリンスタンドでアルバイトを始めるが半年後に復帰。以後、自称“音楽文化ライター”として、音楽文(評論)を書いたり、番組の構成出演などをしている。ちなみに、“音楽文化ライター”を名乗るのは、音楽を文化のひとつとしてとらえ、その目線から文章を綴っていく思いから。学生時代に文化記号論を学んだことも影響している。

趣味は犬の飼育&テニス。しかし、現在飼っている犬は、なし。テニスは週2回のペースで地元のテニス・スクールへ通い、現在、上級からプレーヤーズへのクラスアップを目指している。そして、テニス・プラクティス体験から“ロック・アスリート”なる新しいジャンルを提唱中。

尊敬する人はフェルディナンド・ソシュール(言語哲学者)&シャーロック・ホームズ(書物上の名探偵)&安倍晴明(陰陽師)。

■これまでに携わったソニー・マガジンズの本
「路傍の岩」、B'z「ウルトラクロニクル」高橋直純ツアー・ドキュメントブック「smile moon」、GLAYツアーフォトブック「LOVE IS BEAUTIFUL」(以上、著)、渡辺美里「SHE LOVES YOU YEAH YEAH」、藤木直人アーティストブック「NF」山崎まさよしツアーブック「Transit Station」(以上、構成&インタビュー)
(2007年6月現在)

完結
 

昨日はT.M.Revolutionのライブを視察した@国立代々木競技場第一体育館。

15周年のファイナルに匹敵していながら、攻めの姿勢を崩さない波状攻撃のようなセットリストで、第一体育館がライブハウスのような熱さになった。

ファイナルは終着点でないことを示す西川貴教さんの気概が、パフォーマンスによく表れていた。

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↑T.M.R.史の中でも異色の作品ながら、個人的によく聴いたアルバム『coordinate』。

2012.05.14
 
宇宙からの挑戦状
 

昨日は、中川翔子さんのライブを視察した@日比谷野外大音楽堂。

大気の状態が不安定な午後に、シャワーのような雨が降ってからのスタート。

「これは宇宙からの挑戦状だー」という中川さんのMCに大気が反応するかのように、突風と雨。

僕は彼女の"雨女特性"を学習済みゆえ、もとよりカッパを持参(笑)。

かなりドラマティックな内容だった。

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↑中川翔子、初のベスト・アルバム『しょこたん べすと――(°∀°)――!!』。

2012.05.07
 
スティーヴ・クロッパー
 

今日は「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー Love&Peace」を視察した@日本武道館。

ブッカーT&ザ・MG'sのギターリストとして知られるスティーヴ・クロッパーも来日参加。

「ドック・オブ・ザ・ベイ」と「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」を披露した。

清志郎さんの"ブルース・フィーリング"は格別なものだったなと、再認識した。

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↑スティーヴ・クロッパーが参加した忌野清志郎のアルバム『Memphis』。

2012.05.02
 
Analog Man
 

イーグルスのギターリストであるジョー・ウォルシュは、20年ぶりのソロ・アルバム『Analog Man』をリリースするのだが、アルバムのプロデューサーになったジェフ・リンをステージに迎えた最新ライブ映像をアップロードした。

僕はウォルシュがイーグルスに入る前に在籍していた"James Gang"時代から、彼の"粘って太い音"のファンだった。

最新ライブ映像でも、その音はいささかも輝きを失っていない。

2012.04.30
 
最終公演
 

昨日は、GLAYの"HIGHCOMMUNICATIONS TOUR2011-2012 RED MOON&SILVER SUN"の最終公演を視察した@日本武道館。

遮るものがほとんど何もない圧巻の360度ステージ。

終演後の4人は充実した面持ちで、特にTERUさんが51公演の思い出を噛みしめるように語っていたのが、印象的だった。

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↑昨日もオープニングに位置していた「My Private "Jealousy"」。

2012.04.23
 
発表前イベント
 

昨日は2人組ユニットClariSの1stアルバム発表記念イベントを視察した@六本木・ニコファーレ。

ニコファーレは"360度LED"が特徴のひとつだが、昨日はミックスをおこなうDJのkzさんの手元が大写しになり、それだけでもなかなか刺激的な映像だった。

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↑ClariSの1stアルバム『BIRTHDAY』。

2012.04.09
 
Three Artists.One Song
 

シューズで知られるCONVERSEのコラボ・シリーズ"Three Artists.One Song"に、フォスター・ザ・ピープルのマーク・フォスターとトラック・メーカーのA-Trak、それに女性シンガーのキンブラが参加して、1曲に仕上げた。

ユーモラスな"フォスター的楽曲"として楽しめたが、日本でもコンバース・ファンは多いゆえ、こうしたコラボができないだろうか? と思った。

2012.04.06
 
ツアー初日
 

今日は、flumpoolのライブを視察した@埼玉・三郷市文化会館。

"Because… I am"ツアーの初日だった。

初日特有の緊張感は、演る側でない僕のような人間にも感じることができるし、慣れるものでもない。

一方で「また、ここから始まっていく」という展望を含めた感情もある。

flumpoolのメンバーは、どうだったろう?

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↑昨年リリースされたflumpoolのアルバム『Fantasia of Life Stripe』。

2012.03.31
 
OVER THE RAINBOW
 

昨日は、倉木麻衣さんのライブを視察した@東京国際フォーラム。

最新アルバム『OVER THE RAINBOW』にリンクしたツアーの最終日だった。

もはや彼女のライブは、コンサートというよりミュージカルやムーヴィに近いものになっているな、という印象を強くした。

伝えるべきものと、そのための手法が、しっかり合致した2時間50分だった。

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↑こちらは、倉木さんの最新DVD作品『One for all,All for one』のジャケット。

2012.03.25
 
軽ガレージ・サウンド
 

当ブログでも紹介したミネアポリス出身のバンド"Howler(ハウラー)"が、USのフェス"South×South West"に参加した際の映像を公開。

マウンテン・バイクの倉庫内で"軽ガレージ・サウンド"を響かせる姿は、なかなかカッコよかった。

彼らの"さわやか・うるさい音"は、クセになる。

2012.03.23
 
懐想電車
 

昨夜は、4人組バンド"QWAI(クワイ)"のライブを視察した@渋谷0-west。

メジャー・デビューしてから2年半以上、ついに来月、彼らはメジャー1stフルアルバム『約束』を発表する。

インディーズ時代の楽曲「懐想電車」を聴いていたら、QWAIの着実に進めた歩みが見えたような気がした。

2012.03.04
 
sandpiper
 

昨夜はKalafinaのライブ・ツアー"After Eden"の最終公演を視察した@渋谷公会堂。

今年に入ってからスタートしたツアーによって、アルバム『After Eden』の音源とは違うライブ専用のハーモニーを司る"ライン"を獲得したようだった。

"悲しいロード・ムーヴィ"のような楽曲「sandpiper」のコーラスに吸い込まれそうになった。

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↑こちらは2010年にリリースされたライブDVDのパッケージ。

2012.02.05
 
GOOD GLIDER TOUR
 

昨夜はBUMP OF CHICKENの"GOOD GLIDER TOUR"、その最終公演を視察した@Zepp Tokyo。

3年5ヶ月ぶりのツアー=ライブハウス編は、会場の規模としては小さなものだったが、とても重厚で名残惜しいものとなった。

昨夜は「ギルド」が重厚だった。

4人はこんな重さを表現できるようになったんだ、と、驚くほかなかった。

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↑"クラス・ゼロの最後〜FF"のことも思い出しつつ、ツアーを通じて深くなっていった「ゼロ」。こちらは、通常盤のジャケット。

2012.02.01
 
GOOD GLIDER TOUR
 

昨夜はBUMP OF CHICKENの"GOOD GLIDER TOUR"、その最終公演を視察した@Zepp Tokyo。

3年5ヶ月ぶりのツアー=ライブハウス編は、会場の規模としては小さなものだったが、とても重厚で名残惜しいものとなった。

昨夜は「ギルド」が重厚だった。

4人はこんな重さを表現できるようになったんだ、と、驚くほかなかった。

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↑"クラス・ゼロの最後〜FF"のことも思い出しつつ、ツアーを通じて深くなっていった「ゼロ」。こちらは、通常盤のジャケット。

2012.02.01
 
amazarashi
 

昨夜は、青森県出身のバンド"amazarashi"のライブを視察した@渋谷公会堂。

一昨年に「光、再考」という楽曲を聴いて以来、ライブを見てみたいと思っていたバンドだった。

「映像投写用の幕を通してメンバーは"シルエット"としてしか確認できない」と、知人から情報を得ていたのだが、むしろ僕はそれが見てみたかった。

ライブというリアリティは、何も飛び散る汗や会場内温度の上昇ばかりにあるわけでは、ない。

厭世観と自己探求が一体となり、それを音と言葉で突き詰めるために、あえて実体であるところの身体を"おぼろげ化"させる。

実体をおぼろげ化させることにより、放たれた音と言葉は、まるで自存体のように僕の耳目ににじり寄ってくる。

ライブを再考するにふさわしい、実に刺激的なものだった。

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↑amazarashiの最新音源『千年幸福論』。

2012.01.29
 
Mama Udongo
 

昨夜は久保田利伸さんのアリーナ・ツアー"Party Ain't a Party"、その最終公演を視察した@代々木競技場第一体育館。

客席にいたナインティナインの岡村隆史さんもステージに上がり、ダンス指導するというサプライズもあった。

楽曲的に素晴らしかったのは「Mama Udongo」。フレーズをリフレインしながら高揚感を誘う、言わば"アフリカ系"楽曲をここまでわかりやすくハイスキルに聴かせられるのは、久保田さんしかいないだろうと思う。

終演後に「アフリカ系楽曲をもっと浸透させましょうよ」と久保田さんに言ったら、彼は穏やかに笑っていた。

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↑久保田利伸の最新ベスト『THE BADDEST-Hit Parade-』。

2012.01.23
 
トリプル・ギター
 

昨夜は沖縄出身の5人組バンド"Hello Sleepwalkers"のをショーケース・ライブを視察する@渋谷WWW。

vo&gのシュンタロウさんの他にギターがふたりいる、今どき珍しいトリプル・ギター・バンドで、なおかつ、音の役割分担も思っていた以上にできていた。

ショーケースだったので演奏曲は4曲だったが、フルでやったライブも見てみたいと思った。

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↑Hello Sleepwalkersの最新音源『マジルヨル:ネムラナイワクセイ』のジャケット。

2012.01.19
 
Keep Shelly in Athens
 

ギリシャの名の知れたミュージシャンといえば、女性歌手のナナ・ムスクーリや、ヴァンゲリスを含むアフロディテス・チャイルドなどが思い浮かぶが、2010年からのいわゆる"ギリシャ危機"を経て、どんな音楽が出てくるか、注目に値する。

男女ふたり組のユニット"Keep Shelly in Athens"は、サウンド的にはダウナーなチルウェイヴ系で、渾沌の中の希望めいたものを感じさせる。

USのラジオ局KEXPに出演した際の映像を視聴して、そんなことを感じた。

KEXPの映像↓

2012.01.17
 
厳島神社ライブ
 

NHKでオンエアされた「奥田民生スペシャルライブin厳島(いつくしま)神社」を視聴する。
厳島神社の拝殿前にある高舞台は、前方が瀬戸内の海、後方が弥山(みせん)となっており、その景観だけで圧倒される場所だ。

そこで歌舞音曲を"奉納"するわけだが、奥田さんも番組内で正しく発言していたように「滅多なことはできない場所」である。

集中していながら淡々と、思いを巡らせながら雑念にとらわれずに歌う彼の姿が印象的だった。

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↑高舞台から拝殿を臨むphoto。

2012.01.08
 
 

昨夜はT.M.Revolutionのライブを視察した@日本武道館。

途中、ラジオ・プログラムのようなパートを挟み込みつつ、通常のライブではない演出が施されており、西川貴教さんの"芸達者"な側面がよく出たライブだった。

"宴としてのライブ"に対するひとつの試みかもしれない。

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↑T.M.Revolutionの最新音源『宴(utage)』。

2012.01.03
 
MUSIC MAN
 

大晦日は桑田佳祐さんの4年ぶりとなるカウントダウン・ライブを視察した。

アルバム『MUSIC MAN』の収録曲をすべて演奏するという充実の内容で、単なる"年越しパーティ・ライブ"ではなかった。

終演後、桑田さんは「もう、現場(ステージ)には戻れないと思っていた」とスピーチした。
かつて桑田さんが言った「僕は、誰もいない駅舎で"洋楽という名の列車"が来るのをずっと待っているんだ」という、卓抜にして鮮烈な"幻想としての洋楽"の比喩は、これからますますMUSIC MAN=桑田佳祐によって、純粋表現されていくと思う。

ある意味で、壮絶なライブだった。

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↑2011年2月にリリースされた『MUSIC MAN』のジャケット。

2012.01.02
 
雪が降る夜
 

今日は、BUMP OF CHICKENのライブを視察した@郡山(福島)HIPSHOT JAPAN。

雪が降る夜に、とても熱く濃密なライブだった。

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↑ステージから放たれて、その"楽曲の大きさ"を痛感した「Smile」のジャケット。

2011.12.18
 
正式名称
 

昨夜はGLAYのライブを視察した。

場所はTERUさん言うところの「正式名称に戻った」渋谷公会堂にて、である。

前回僕が見た10月末の新潟公演の時と、セットリストも微妙に心憎い感じで変化しており、細かい発見があった。

GLAY2011年のライブは、昨日と今日の東京公演でひとまず終了し、来年に引き継がれる。
個人的に、今年は台湾でのライブ視察が、有意義だった。

GLAYの4人に「お疲れさま」と言いたい。

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↑昨夜聴いて、新しく胸に染みた「Missing You」のジャケット。

2011.12.14
 
ノーベル平和賞コンサート
 

USのゴシック系メタル・バンド、エヴァネッセンスがノルウェーでおこなわれたノーベル平和賞のコンサートに出演した。

メンバーは全員正装し、ストリングス・チームと共に落ち着いた演奏を繰り広げた。

こうしたシーンを見ると、年末感が高まってくる。

それでなくても年末は慌ただしいゆえ、たとえ移動中の電車の中でも、落ち着いた演奏シーンには、気が引き締まる。

そして、引き締まるのが年末感なのではないかと……。

2011.12.13
 
赤い風船
 

昨日は、flumpoolのライブを視察した@さいたまスーパーアリーナ。

震災後、スーパーアリーナは被災者の一時避難施設として開放されたこともあり、いろいろなことを考えながら、ライブを見ていた。

flumpoolは、この1年で大きく成長したと思う。

その過程を見ることができてよかったと感じるライブだった。

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↑flumpoolの最新シングル「Present」。ジャケットの赤い風船が、昨日は、会場の天井部分からふわふわと落ちて来ました。

2011.12.12
 
GOOD GLIDER TOUR
 

昨夜は、BUMP OF CHICKENの3年5ヶ月ぶりのツアー"GOOD GLIDER TOUR"の初日を視察した@SHIBUYA-AX。

ステージ上で「何か話したいけど、何も思い浮かばないや」とMCした藤原基央さんが、印象的だった。

12月14日発売の『WHAT's IN?』に速報を載せるので、ぜひとも読んでいただきたいと思う。

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↑BUMP OF CHICKENの最新シングル「ゼロ」。

2011.12.06
 
リスアニ! ライブ
 

昨日は"リスアニ! ライブ 2011"を視察した@日本武道館。

ラインナップは、出演順にFLOW〜黒崎真音〜南里侑香〜入野自由〜earthmind〜THE IDOLM@STER〜UNISON SQUARE GARDEN〜Kalafina〜スフィア〜ALTIMA〜川田まみ〜LiSAであった。

この出演順がかなり練られており、さらには転換時の、出演者とニッポン放送・吉田尚紀アナウンサーとのやり取りが絶妙で、ダレることなく終わりまで突き進んだ。

終演後、吉田アナウンサーに「あなたのツッコミは、かなり面白いですよ」と言ったら、「突っ込んでるつもりは、ぜんぜんないんですけどねー」というものだった。

意識せずにあのクオリティだとしたら、まさに適材である。

今年で2回目となった"リスアニ! ライブ"、定着化を強く望んでいる。

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↑『リスアニ!』Vol.07の表紙。

2011.12.05
 
ダンスのキレ
 

昨夜は、高橋直純さんのライヴを視察した@渋谷AX。

アンコール・ラストで「君に会えてよかった」を歌わないセットリストは、震災で失った人や亡くなったお祖母様のことを受け止めた表れであろう。

ダンスの恩師をステージに迎えてのコラボ・ダンスも、非常にキレがあり、見ごたえがあった。

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↑高橋直純の最新アルバム『MA-X』。

2011.12.04
 
トム・ハミルトン
 

昨夜は7年ぶりに来日したエアロスミス(USボストン出身5人組バンド)のライブを視察した@東京ドーム。

個人的に今回のライブは、病気を克服したトム・ハミルトン氏に注目していたので、ハミルトンの姿とベースばかり追っていた。

僕は34年前、エアロスミスの初来日ライブを日本武道館で観ている。

音源と同様に歌い出しからシャウトする、生「バック・イン・ザ・サドル」のボーカルに、度肝を抜かれたことを今でも忘れてはいない。

当時高校生の僕にとって"一枚岩のようなバンド・サウンドとは、こういうものなんだ"と初めて思わされた体験だった。

34年が経過して、一枚岩のようなバンド・サウンドは、しなやかに、そしてさらに堅牢になっていた。

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↑初めて買ったエアロスミスのアルバム『Toys in the Attic』(75年)。邦題は"闇夜のヘヴィ・ロック"でした。

2011.11.29
 
After Eden
 

昨夜は、女性ボーカル・トリオ:Kalafinaのライブを視察した@TOKYO DOME CITY HALL。

最新アルバム『After Eden』の楽曲傾向が、前2作と違うため、うまく交じり合うかがポイントだったが、ブロック別にすることで、流れを作り出していた。

Kalafinaの場合、ライブ用にボーカルの配分を考えるだけでむずかしいことなので、それが、こなれるまでにはある程度の時間を要する。

来年はツアーも決定しているゆえ、3人のさらなる熟練に期待したい。

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↑最新アルバム『After Eden』。

2011.11.26
 
円熟美技
 

昨夜は、久保田利伸さんのライヴを視察した@NHKホール。

曲と曲の間の、通常であればMCとなるパートで、ちょっとした節回しを付けながらフェイクも混ぜる"歌うMC"を久々に聴いて感動した。

さらにロックの8ビートだと"ツッ、タ、ツツ、タ"の、"タ"の箇所、つまり2&4拍目に叩かれるスネアの部分にリズム強調のポイントがあるのだが、ソウル&ファンク(あるいはレゲエ)では、頭の"ツッ"の箇所でキックされるバスドラにリズム強調のポイントがある。

久保田さんは、それを完璧に体得していて、なおかつ歌のリズムを自在に操ることができるので、聴いていると、自分が音の波に乗ったかのような気持ちよさを感じる。

NYCからやってきた強力なコーラス隊の歌うマーヴィン・ゲイの曲も素晴らしかったし、また視察したい"円熟美技"連発のライブだった。

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↑久保田利伸、最新ベスト『THE BADDEST〜Hit Parade〜』。

2011.11.19
 
LULU
 

ルー・リードとメタリカのコラボ作品『LULU』に関して、リードの得意とするポエトリィ・リーディングとメタリカのヘヴィ・サウンドとの邂逅(かいこう)としかとらえていない人が多いようだが、それは"耳の思慮"に欠ける。

メタリカは、想像以上に自分たちのサウンドの形而上学的解釈を欲しているバンドで、記号化されたメタル・サウンドから距離を置こうとしたバンドであり、リードはヴェルベット・アンダーグラウンドから用意され続けてきた"至上のサブカル・シンガー"とは別の、有り体に言ってしまえば、もっと野性的なシンガー・ソングライターである。

劇作家フランク・ヴェーデキントの残した「地霊」「パンドラの箱」にインスパイアされた『LULU』の楽曲は、リードがその2作品を選んだ時点ですこぶるサブカル的だが、同時に戯曲が孕む"人の払拭されざる業のようなもの"をサウンド化したいと願ったリードが、メタリカと引かれ合ったその相互引力は、楽曲から十二分に聴き知りうることができる。
この、言わば"野性的歌劇曲"は、かつてヴェルヴェット・アンダーグラウンドに在籍したジョン・ケイルがプロデュースしたザ・ストゥージズの野性に通ずるものがある一方で、ザ・ストゥージズから"汲み上げられた"野性が、パンクの初期動力に加担することになったと解するならば、『LULU』は初期衝動とはまた違う、"経年した内燃"の現前サウンドと言うことができるだろう。素晴らしい融合作品である。

ちなみに、ルー・リードとメタリカがドイツのラジオ局企画でライヴを開催し、6曲分のライブ映像とインタビュー映像がYouTubeの公式チャンネルにて公開されている。『LULU』をさらに楽しむための、絶好の資料である。

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↑『LULU』のジャケット。

2011.11.14
 
sign
 

今日は、山梨県出身のバンド:Qwai(クワイ)のライヴを視察した@渋谷O-crest。

バンド4人の"攻めの演奏"もさることながら、大久保良一さんひとりの弾き語りも聴き手を吸引する力を持っていた。

彼らは着実に成長している。

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↑Qwaiの最新作『sign』。

2011.10.23
 
ポルノ丸
 

昨日はポルノグラフィティ3年ぶりの野外ライブを視察した。

今回のライブのタイトルは"ポルノ丸"。いっぷう変わったタイトルだが、因島@広島県で育ったポルノグラフィティのお二人にとって、漁師の姿は身近で愛着のあるもので、震災で船を失った東北の方に船を贈ろうという趣旨のスペシャル・ライブだったのだ。

最終的には、彼らのサービス精神が炸裂したとはいうものの、炎天下に最新シングル「EXIT」の重い曲調が響いたのも、"震災から半年"の意味深長さを感じさせた。

終演後、新藤晴一さんは「抜けるような青空に"EXIT"はどうかなー?と思っていたんですけどね」と謙遜していた。

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↑ポルノグラフィティの最新シングル「EXIT」。

2011.09.11
 
Kanayan Live
 

今日は西野カナさんにとって初めての日本武道館ライブを視察した。
2008年、シンディ・ローパーの武道館ライブにおいてオープニング・アクトを務めたことが西野さんの原点だとすれば、成長して原点に戻ってきたのである。

初期から歌い継いできている「Sherie」などを聴くと、そのことがよくわかる。

だが、終演後も「まだ信じられませんー」と彼女は言っていた(笑)。

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↑西野カナの最新アルバム『Thank you Love』。

2011.09.08
 
僕達はここにいる
 

昨日はflumpoolの4th tour 2011、その最終公演を視察した@有楽町・国際フォーラム。

震災後、4月の中旬から間合いを取りながら続いた今回のツアー、最後は、東京公演の振替えだった(国際フォーラムが、震災で使用中止になったため)。

結果的に長いツアーになったが、アルバム『Fantasia of Life Stripe』を消化する意味でも、彼らの成長を知る上でも重要なツアーだった。

今回のツアー・タイトルにも含まれた"僕達はここにいる"が、浮き彫りになるものだったのである。

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↑flumpoolの最新シングル「どんな未来にも愛はある/Touch」。

2011.08.20
 
国技館
 

一昨日はT.M.Revolutionのライブを視察した@両国・国技館。

客席に本物の力士がいて、西川貴教さんも驚いていた。

国技=相撲をおこなう場所でライブをやる。

そうすることによって、国技もライブも高め合っていければよいと思った。

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↑国技館にあったプリクラ•マシーン(笑)。

2011.08.13
 
THE LIVE BANG!!
 

昨日は、福山雅治さんのツアー『THE LIVE BANG!!』の最終公演を視察した@代々木競技場第1体育館。

インストゥルメンタルも多く、福山さんがギターを弾きまくる姿が印象的だった。

アコースティック・ギター、エレキ、スタンドマイク、ハンドマイク……その4タイプによって、歌う楽曲のタイプや世界がきちんと絞り込まれており、ミュージシャン=福山雅治の濃縮形が見えた気がした。

(付記)
ライヴが始まってすぐに"黙祷"をするのも、思いの無限の飛距離を感じさせました。

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↑福山雅治のニューシングル「家族になろうよ/fighting pose」(8/31 out)。

2011.08.08
 
貪欲な夏
 

昨日は中川翔子さんのライブ─今こそ団結!〜笑顔の輪〜夏祭りスペシャル─を視察した@NHKホール。

楽器の数を減らし、テンポも心なしか落として歌った「涙の種、笑顔の花」が秀でていた。

今回のツアーのスタート地点は札幌で雪模様だったから、それこそ季節を重ねて、楽曲による"笑顔の花"を咲かせたのでもあろう。

こうした楽曲で静かに熱くなるオーディエンスも、彼女の楽曲の価値を上げているように思えた。

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↑中川翔子の最新シングル「つよがり」。

2011.08.06
 
サウンド・システム
 

レゲエの前身である"スカ"や"ロック・ステディ"の普及に欠かすことのできなかった"サウンド・システム"とは、野外のダンス・パーティを作り出すためのPAシステムやターンテーブルのこと。

もともとはジャマイカで、バーの店主などが通りにスピーカを持ち出し、R&Bなどのレコードをかけていたのが発祥とも言われる。

スピーカを通りに持ち出したくなる気持ち……夏にはよくわかります(笑)。

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↑サウンド・システムの一例。

2011.08.05
 
We Love Happy Swing
 

昨日は、GLAYのファンクラブ発足15周年記念ライブ"We Love Happy Swing"を視察した@幕張メッセ9-11。


事前に"あなたが聴きたいGLAYの曲"を募り、その上位20曲を2日間に分けて披露するスペシャル・ライブ。昨日は2日目だったわけだ。

堂々のリクエスト第1位に輝いた「南東風」を筆頭に、久々に聴いた完全燃焼「BURST」、それに2本のギターが絡み合う個人的に好きな「生きがい」などを堪能した。

終演後メンバーは皆「リハーサルが大変だった」と言っていた。

確かに通常のライブとはまったく違うわけだが、逆にGLAYの演奏力の底力を知ることにもなった。

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↑そのHappy Swing最新号より。

2011.08.01
 
Brotherhood
 

先日、B'zのLIVE-GYM 2011-long time no see-を視察した@Club Nokia in L.A。

B'zの楽曲にはイングリッシュ・ヴァージョンが数多くあり、英詞のみの曲もあるため、セットリストには、それらが組み込まれた。

僕は名曲「Brotherhood」に英語ヴァージョンがあることを知らなかったため、この曲が披露された時には、鳥肌が立った。

やはり"今歌われるべき歌"を今聴くのは、それだけで充分に気力=パワーになるのだなと思った。

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↑B'zの最新アルバム『C'mon』。全曲解説パンフ(Take Free)も書かせていただきました。

2011.07.30
 
約束から10年
 

先日、GLAYの"ROCK AROUND THE WORLD FOREVER IN TAIPEI"を視察した@Legacy台北。

思い起こせばちょうど10年前、GLAY EXPO 2001の北九州・新門司ステージに出演した台湾のバンド"五月天(Mayday)"と交わした約束「いつか必ず台湾でライヴを演るから!」が起点だった。

10年間待っていた台湾のオーディエンスは、ひたすら熱かった。何やら、'01年の夏と今がいきなり結節したようで、そこから生まれる圧着熱を感じた。

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↑Legacy台北に飾られてあった五月天からの花。

2011.07.10
 
リスアニ! CIRCUIT
 

今日は"リスアニ!CIRCUIT Vol.01"を視察した@渋谷AX。

ステージに上がったのは、河野マリナ×流田 Project、DECO*27、黒崎真音、LiSAの4組(出演順、敬称略)。

個人的には、河野マリナ×流田 Projectの化学反応が興味深かった。

バンドと一緒に歌うと、ヴォーカルを含めて楽曲の表情が変化する。

その"楽曲表情"がオーディエンスの心をつかむのだと思う。

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↑河野マリナのCD「Morning Arch」。

2011.07.08
 
演奏する姿
 

昨日は、女性4人組バンド:"ねごと"のライブを視察した@恵比寿・リキッドルーム。

ねごとは演奏する姿が時に熱く時にクールな光彩を放っているバンドであり、少しだけへそ曲がりな楽曲と共に、昨日も会場を一つにまとめ上げていった。

個人的には、澤村小夜子さんのドラムスを叩く姿がカッコいいと思う。

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↑ねごとの最新アルバム『ex Negoto』(7/13リリース)。

2011.06.26
 
笑顔でいられるように
 

昨日は、シンガー=ソングライター:森恵さんのライブ"Unplugged The Past 2005~"を視察した@代官山・晴れたら空に豆まいて。

キャリアの初期作品をメインにした選曲で、作曲行為と弾き語りの関係を知る上で、参考になるライヴだった。彼女の弾き語りを越えていく音源、あるいはバンドとの連携を考える意味でも……である。

初期作品では「位置」と「恋の電車」がよかった。

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↑森恵の最新シングル「笑顔でいられるように」。

2011.06.18
 
劇場型エンタメ
 

昨日は"劇場型エンタテインメント"と形容された「MEN-tertainment」を視察した@ルテアトル銀座。

出演者は、Honey L Days、無限男子、AUTRIBE、加藤和樹、高橋直純、キマグレンの6組(敬称略)。

歌唱はもとより、寸劇、朗読、そしてダンスが披露された。この複合体が劇場型ということか? と思った。

取材で会ったことがあるのは、キマグレンと高橋直純さんの2組だけだが、特にコラボのダンスにおいて楽しめたイベントだった。

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↑会場で配られたOTODAMA SEA STUDIO 2011のスケジュール・ブックレット。

2011.06.17
 
季節外れのアイリス
 

バンドの解散は、悲しい。そのバンド・サウンドと言説世界をこよなく愛した者(その多くは聴く者たちであろう)にとっては、我が肉体の一部がなくなるほどに痛く、悲しい。

ゆえに、一度解散したバンドは、容易に再結成してはならない。

「あれ=解散は、青春期の脆弱なジャッジメントだった」と、流れた時間に改心させられたかのごとく、実は経年による凡庸な心境へと己れをおとしめたことにも気づかず、有り体な理由をここぞとばかりに振りかざさない方がいい。

昨日は、氷室京介さんの東日本大震災復興支援チャリティライブ"We Are Down But Never Give Up!!"を視察した@東京ドーム。

日本が未曾有の災害を受けた今、彼がこの企画を立ち上げた背景には"正しく思い出を蘇らせるのは、今"という理由があったに違いない。

そのために「BOφWY楽曲しか歌わない」としたのは、彼らしい思い切った判断である。

しかし「BOφWYの楽曲しか歌わない」のと「BOφWYの再結成」とは、別物である。千年に一度級の大地震でもBOφWYは再結成しないと僕は固く思っており、事実その通りになった。

「なんだ、佐伯はBOφWYの再結成がないことを半ば楽しんでいるようだな?」と言われるムキもあろうが、それは違う。

BOφWYの4人が超新星のごとく燃え尽きた、あの短い時期を知っている者にとっては、再結成は単純な喜びではなく、痛みと悲しみの再認識にも通ずる。

つまり解散は、経年によって癒えるような凡庸なものでも、また、ないのだ。

昨夜、氷室が歌ったすべてのBOφWY楽曲は、今まで彼がソロとしてBOφWY楽曲を歌ってきた時と同様に、僕の耳からすれば、布袋寅泰+松井恒松+高橋まこと(敬称略)の3人の音と共に歌った楽曲とは、ほぼまったく違うものだった。

が、氷室はそのことをよく知っている。

知った上で「音楽の特性は一瞬で、聴き手に当時をフラッシュ・バックさせること」をも考慮し、熱唱していた。

"今、大切なことはフラッシュ・バックなのだ"と言わんばかりに……。

本日のブログの題名は、昨日も歌われた「JUSTY」のリリック一節から。

あの時の4人の「JUSTY」の危うさを、不安定な内燃を、そして何より強引な全能感表出能力を僕は愛していたのである。

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↑BOφWYのDVD作品『LAST GIGS COMPLETE』。

2011.06.12
 
Life Stripe
 

昨日は、flumpoolのツアー初日の振り替え公演を視察した@横浜・神奈川県民ホール。

当初の予定ではすでにツアーが終わっているはずだった時期に、振り替えられた初日の公演。

飛行機が離陸する時のような、演奏と会場の気分の高揚曲線が透けて見える内容だった。

まだ東京公演の振り替えが8月に残ってはいるものの、個人的に
いろいろなことを考えさせる貴重なツアーだった。

Life Stripeとしてのライブ……彼らが問いかけたものは、今後さらに大きくなるような気がする。

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彼らの最新アルバム『Fantasia of Life Stripe』のインナー・スリーヴ。

2011.06.05
 
メランコリー
 

昨日は、山梨県出身の4人組バンドQwai(クワイ)のライブを視察した@下北沢・SHELTER。

大震災が起きた3月11日の夜、僕は彼らのライブに行く予定だった。よって、特別な思いを胸に、薄寒いSHELTERの狭い階段を下りた。

2本のギターによる薄氷の上を進むが如きアルペジオと、一気に情感が決壊するリズム隊との連結は、むせ返るような切なさを前進への希望へと反転させる。

気持ちがあふれてくる、言わばサウンドによる溢気感は、Qwai最大の特性だ。

「僕らがQwaiとしてずっと大事にしてきた"季節"。その季節が希望になればいいと思いながら、ツアーを回ってきました」という大久保良一さん(Vo&G)のMCも、胸を押し上げるものだった。

5月最終日の寒い夜の空気は、Qwaiが帯同するメランコリーを絶妙に縁取っていた。

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↑Qwaiの最新miniアルバム『メランコリー』。

2011.06.01
 
モーツァルトホール
 

今日は、T.M.Revolutionのツアー"-CLOUD NINE-"を視察した@かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール。

東京都葛飾区にある綺麗なホールで、まだ訪れたことがなかったため、向学の意味もあり行ってみた。

葛飾と言えば、かの「寅さん」を想起するから、寅さんとモーツァルトというイメージのギャップもおもしろい。

基本的にクラシック音楽のために設計されているので、ロックの増幅音には対処しきれないところも感じられたが、新鮮さも相まって集中して音を聴くことができた。

T.M.R.は実にストイックに音を重ね、放っていた。

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↑初めて下車した京成電鉄「青砥(あおと)」駅。

2011.05.29
 
live is smile always
 

今日は、LiSAさんのライブ〜live is smile always〜を視察した@渋谷O-EAST。

この1年間の濃密な成長軌跡をステージにぶつけるかのような"丁寧に爆発させる"運びが印象的だった。

本日のブログ・タイトルは、今回のツアー・タイトル。

笑顔を作る場所としてのライブの意味は、今後も彼女の根幹になっていくだろう。

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↑LiSAの新作『Letters to U』。

2011.05.27
 
ファルセット
 

今日はシンガー=ソングライターである曽根由希江さんの弾き語りライブを視察した@文化放送・サテライトプラス。

新作の「HOME」を聴いて我が注目度がアップしたため、実際に歌の表情を確かめようと思ったのである。

ファルセットの綺麗さはミディアム〜スロウ楽曲で出やすいが、 MCとアップテンポ楽曲で彼女のキャラは、より伝わるのかな、と思った。

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↑曽根由希江の最新シングル「HOME」。

2011.05.26
 
吐き気がして目が覚めた
 

昨夜は、浜田省吾さんのライブ「ON THE ROAD 2011 The Last Weekend」を視察した@横浜アリーナ。

今回のツアーはオリジナル・アルバムを引っさげたツアーではないゆえ、幅広い選曲になっているわけだが、"今、歌われるべき歌"の多さを改めて感じた。

本日のブログ・タイトルは、先日もここで"予言にも似た歌"として御紹介した「僕と彼女と週末に」の曲間にある"モノローグ"の部分の一節。

そのモノローグでは、波打ち際で遭遇した"とても奇妙な情景"がKeyになっており、そこに気づかないと、楽曲が放つメッセージに到達しない。

'82年当時のインタビューにて、浜田さんが「"僕と彼女と週末に"の主人公が翌朝、吐き気がして目が覚めたのは、彼女が作ったサンドウィッチに"あたった"からですか? と、あるインタビューで聞かれてしまってね……」と話しながら苦笑いしたことが、ふいに思い出された。

当時、Nuclear Power=原子力の問題など、現実からはほど遠い、それこそ歌にするような題材ではなかったのだ。

だが、今は違う。ミリシーベルトという単位も、内部被曝というワードも、避けて通れない僕らの現実にある。

「歌が世に連れる」のではなしに「歌が世に何かを知らせる」、そうした先見的作品として、高く・長く評価されるべきものだ。

浜田楽曲の持つ、経年して大きくなる"力"に、再び感銘を受けたライブだった。

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↑昨夜のチケットの一部分photo。

2011.05.22
 
僕らの夜明け
 

昨日はT.M.Revolutionの「Thousands Morning Refrain〜僕らの夜明け〜」を視察した@サンリオ・ピューロランド。

開催場所からもおわかりのように、サンリオとT.M.Revolutionとのコラボレーション・イベントだった。

ハローキティを初めとしたキャラクターたちと西川貴教さんとの歌唱&ダンスは、通常のライブとは一線を画するもので、とても勉強になった。

西川さんの貪欲な表現方法の試みを、またひとつ見せてもらった。

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↑サンリオ・ピューロランド@東京都多摩市の入り口にて。

2011.05.14
 
今こそ団結!
 

昨日は中川翔子さんのライブ"今こそ団結!〜笑顔の輪〜"を視察した@TOKYO DOME CITYホール。

中川さんのレベル26の誕生日にあたったライブは、"生誕祭"という意味合いを含みつつ、年代・性別を問わずパワーを集めて仙台公演まで持って行こうとする気持ちが充満して、会場内温度がどんどん上がっていくタフで楽しいものだった。

ステージに登場した"ベル坊@べるぜバブ"も、とても可愛かった。

(付記)
終演後の挨拶タイムで、KalafinaのKEIKOさんにお会いしました。中川さんとは、お互いデビュー前からの友だちだそうです。

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↑震災という現実を通して、これまでとはまた違う深みを獲得した「涙の種、笑顔の花」('09年リリース)。

2011.05.06
 
ロックン・ロール・ショー
 

昨日は"忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー"を視察した。

たくさんのバンド&ミュージシャンがRCサクセションや清志郎さんの楽曲を歌うのを聴いて、清志郎さんの楽曲はやはり天才的だなと思った。

それは、20年以上も前にエディ・コクラン氏の「サマータイム・ブルース」を反原発ソングとしてカヴァーしたという理由ばかりではない。

多くの楽曲が、先見性を持っているからである。

そのことがよくわかるライブ・イヴェントだった。

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↑武道館前のphoto。

2011.05.03
 
パレード
 

今日は、Galileo Galileiのライヴを視察した@渋谷AX。

いわゆる"レコ発ツアー"の一環だったが、サポート・メンバーをひとり加え、音源よりも細密に、そして柔軟にプレイするメンバーの姿があった。

以前ライヴを観た時とは雲泥の差であり、彼らの吸収スピードの速さに驚かされた。

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↑Galileo Galileiの最新アルバム『パレード』。

2011.04.24
 
観客に後押しされるライブ
 

一昨日は、中川翔子さんにinterview。

名古屋でのライブを終え、帰って来たところでの取材だったわけだが、「お客さんに私が元気を与えるどころか、逆にたくさんもらいました」と"非常に真面目な顔"で話すしょこたんが印象的だった。

今は、ある意味で特殊な時期であるから、従来の意味や価値が質的に変わるライブ現場もあるだろうと思う。エンタテインメントの質が、重層的になるのである。

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↑中川翔子の最新シングル「桜色」。

2011.04.19
 
dead stock
 

昨日は、シドのライブを視察した@国立代々木競技場。

新たなフェイズ=局面に彼らが突入したことがよくわかるライブで、セットリストがよく練られていた。

終演後にマオさんにそのことを聞くと、自信あり気な笑みを浮かべていた。

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↑シドの最新アルバム『dead stock』。

2011.04.18
 
タフネス
 

昨夜はKalafinaのライヴを視察した@NHKホール。

この時期に4公演のツアーをおこなったことで、精神的なタフネスが滲み出た内容だった。

Keiko=低音、Wakana=高音、Hikaru=中音という役割が時にズレてミックスするところに、彼女たちの成長と伸びしろがある。

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↑Kalafinaの最新シングル「Magia」。

2011.04.16
 
Go Johnny Go
 

昨夜は、奇跡に近い初来日を果たしたジョニー・ウィンター氏のライヴを視察した@Zepp Tokyo。

67歳となるウィンター氏の魅力は、オブリガート・フレージングの流麗さと独特の色香を放つそのヴォーカルである。

近年、体調を悪くした彼は、イスに座ってのヴォーカル&ギターを披露したのだが、確定的なサウンドで弾き出されるリフの多様さ、投げやりに聞こえて実はとてもメロウなヴォーカル、そして鬼気迫るボトルネック奏法は涙が出るほど素晴らしかった。

本日のブログ・タイトルは、チャック・ベリー氏の名曲にして宇宙探査機"ヴォイジャー"にも積まれている「ジョニーBグッド」からの一節。

まさかジョニー・ウィンターの歌う「ジョニーBグッド」を生で聴けるとは思わなかった。

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↑アルバム『Johnny Winter』のジャケット。

2011.04.15
 
カンツォーネ
 

昨日は藤澤ノリマサさんのライヴを視察した@赤坂ACTシアター。

ツアー"希望の歌"の初日であったゆえ詳述は避けるけれども、藤澤さんはコンサート中盤で、カンツォーネの有名曲を彼自身の弾くピアノと1本のヴァイオリンと共に歌った。"歌の力"をみなぎらせた素晴らしいパフォーマンスだった。

今、新曲を歌うこと以上に、人々の心に沈殿した"かつての名曲"を歌うことの方が聴衆に力を与えるような、そんな気になった。

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↑藤澤ノリマサの最新アルバム『希望の歌〜La speranza〜』。

2011.04.08
 
with orchestra
 

今日は、山崎まさよしさんのライヴを視察した@サントリーホール。

服部隆之さんをコンダクターにしたオーケストラとの"コンサート"と言った方がいいかもしれない。

基本的に「音の増幅なし」の空間は、東京の光度を落とした街の雰囲気とも相まって、山崎楽曲のセンチメンタルな部分を絶妙に表していた。

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↑演奏された曲のひとつ「心拍数」のジャケット。

2011.04.06
 
"ONE"
 

昨夜は印西市から戻り、葵 from 彩冷えるさんのライヴを視察した@新宿BLAZE。

初のソロ・アルバムをリリースして初めてのツアー"ONE"は、大震災も影響し特別なものになったと思う。

「ONEは"一歩"でもある」という葵さんのMCが、被災地と共振することを願った。

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↑葵 from 彩冷えるのソロ・アルバム『ONE』。

2011.04.02
 
Time after Time
 

今日は、来日中のシンディ・ローパーさんのジャパン・ツアー最終公演をインターネットを通して視察した@NHK大阪ホール。

震災が起きた3月11日に来日し「私にできることは歌うこと」と、ジャパン・ツアーを敢行したシンディ・ローパーは、義援金活動をし、日本の国旗を羽織って歌った。

グラミー賞にノミネートされた最新アルバム『メンフィス・ブルース』に収められたブルース楽曲は、この状況下で歌われると"心の歌"としての度合いを増したが、それ以上に、名曲「タイム・アフター・タイム」を、彼女がマウンテン・ダルシマーを演奏しながら歌ったシーンは、まさに"心歌"として聴く者に浸透したのではなかろうか?

僕はローパーさんに取材したことはないが、「タイム・アフター・タイム」の作者であるザ・フーターズのロブ・ハイマン氏とは面識があり、彼から"いかにシンディ・ローパーが素晴らしいシンガーか"ということを叩き込まれたゆえ「タイム・アフター・タイム」は特別な楽曲でもあるのだ。

「トゥルー・カラーズ」の後半でジョン・レノン氏の「パワー・トゥ・ザ・ピープル」が歌われ、すぐさま観客が合唱するシーンも感動的だった。

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↑シンディ・ローパーの最新アルバム『メンフィス・ブルース』のジャケット。

2011.03.22
 
実体とは?
 

昨夜は"初音ミク ライブパーティ2011"を視察した@Zepp Tokyo。

モニターに映し出される初音ミクと、シーケンス(あるいはバンド)の音、照明、さらにはコール&レスポンスまでもが同期する。

「これをプログラミングするには、どのくらいの手間ひまがかかっているのだろう?」と驚きながら観ていた。

当然のことながら、パフォーマーとしての初音ミクに実体は、ない。

実の人間ではないからだ。

では、実体とは何なのか? という問いが出てくる。

テクノポップの始祖的存在であるドイツのKraftwerk(クラフトワーク)は、過去に自分たちと客席の間にカーテンのようなものを張り、シルエットだけで演奏したことがある。

実の人間である自分たちを2D化し、マン=マシーン化しようと試みたのだ。

初音ミクのライヴは、それの逆サイドからの試み、つまりマシーン=マン化であり、たいへんに興味深いものだった。

(付記)
「リスアニ!」の副編集長も"初音ミク ライブパーティ 2011"について、つぶやいています。→コチラ

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↑昨日のライヴで披露された1曲、wowaka feat.初音ミク&巡音ルカの「ワールズエンド・ダンスホール」のジャケット(電子版)。

2011.03.10
 
EAGLES LIVE
 

今日は、イーグルスのライヴを視察した@東京ドーム。

もともと彼らはリンダ・ロンシュタットのバックを務めるセッション・ミュージシャンだったわけで、コーラス・ワークを筆頭に各プレイヤーとしての力量も高かった。

そこに"楽曲内世界"であるところの"ゲシュタルトめいたもの"が備わったのが名作『ホテル・カリフォルニア』だった。

だがしかし、"世界"が備わった時点からバンドは求心力を失った。

それはなぜか?ということを考えながら、「Witchy Woman」(邦題「魔女のささやき」)や「Lyin' Eyes」(邦題「いつわりの瞳」)など、特に初期の曲を楽しんだ。

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↑イーグルスのライヴ・アルバム『イーグルス・ライヴ』(80年リリース)。

2011.03.06
 
THE野党
 

昨夜はTHE野党のライヴを視察した@Zepp Tokyo。

僕も正直なところどんなライヴになるのか
想像がつかなかったのであるが、
キーとなるのはトラック・マネージャの篤志さんで、
彼が新藤晴一さんとShock eyeさんを
音楽的に結びつけているのだなと思った。

ライヴが続いていけば、
さらに興味深いものになるはずである。

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↑THE野党の1stアルバム『8:10 pm』。

2011.02.18
 
新たな一歩
 

昨夜は、LiSAさんのライヴを視察した@原宿アストロホール。
Girls Dead Monsterを土台にしつつ、
新しいソロ活動をスタートさせる第一歩となるものだった。

披露した新曲も、特に彼女自身による作詞作曲ものに
王道のポップネスを感じた。
“何かが始まる予感”は、今の季節にぴったりだった。

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↑LiSAさんのチラシの一部より。

2011.02.14
 
奇跡と呼べること
 

昨夜は、森恵さんの弾き語りを含む
“ジャスクリ音楽祭Vol.6”を視察した@morph-TOKYO。

彼女の弾き語りには力強さや色彩感があるのだが、
逆に言えばそれらを音源やバンドと一緒の歌唱に
移し替えるのはむずかしいことなのかもしれない。

そんなことを考えながらも、森さんの弾き語りには、
いつも何かしらのヒントをもらっている。

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↑昨日歌われた「奇跡と呼べること」が
収録されたアルバム『続いていく日々』。

2011.02.11
 
ROCK AROUND THE WORLD
 

昨日は、GLAYのライヴを視察した
@さいたまスーパーアリーナ。
去年の11月からスタートした
“ROCK AROUND THE WORLD”ツアーの最終公演だった。

今回のツアーで特筆すべきことは
“バラッドの深み”だったと思う。
「遙か…」「Precious」「時の雫」「Satellite of love」など、
聴くほどに楽曲が大きく・深くなっていくように感じられた。
おそらくそれはGLAYが刻んだ年輪から
生まれてくるものだろうと思う。

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↑「時の雫」が収められているGLAYの『WHITE ROAD』。

2011.02.07
 
パンデイロ
 

昨夜は、山崎まさよしさんのライヴを視察した@NHKホール。
彼は今、弾き語りのツアーをやっているのだが、
アコギにエレキはもちろん、
鍵盤やブルース・ハープ(ハモニカ)、
サンバで使われるタンバリン=パンデイロも叩く、
彼の八面六臂の活躍を見聞できる“豪華な”弾き語りだった。

ゲストにスガシカオ氏も登場し、
山崎さんの「振り向かない」をカヴァー。
スガさんは「振り向かない」を、
かなり自分のものにしているなと思った。

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↑山崎まさよしの最新アルバム『HOBO's MUSIC』。

2011.02.05
 
対バン
 

昨夜は、NICO Touches the Wallsとflumpoolの、
いわゆる対バン形式のライヴを視察した@Zepp Tokyo。

互いの仲のよさがMCと演奏から伝わってきて、
音楽の融和性を感じた2時間45分だった。

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↑NICO Touches the Wallsの最新シングル「Diver」。

2011.01.25
 
テニプリフェスタ2011
 

昨日は“テニプリフェスタ2011 in 武道館”を視察した。
コミック作品「テニスの王子様」のアニメ化10周年記念
プロジェクト第1弾となるイヴェントである。

10年も続けてくると人気校はある程度確定してくるわけで、
やはり、氷帝学園中等部と立海大付属中は
人気が高いな、と思った次第。

矢継ぎ早に繰り出されるたくさんの歌を聴きながら、
「テニスの王子様」が送り出した
数々の“名シーン”を思い出した。

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↑テニプリ・10周年記念ロゴ〜パンフレットより。

2011.01.24
 
Symphonicities
 

昨夜は、STING(スティング)氏(ex.The Police)の
ライヴを視察した@日本武道館。
昨年リリースしたアルバム『Symphonicities』を具現化した
ライヴであり、東京ニューシティ管弦楽団を率いての、
実に滋味あふれる音空間だった。
スティングは、ポリス結成以前にジャズバンド
“Last Exit”を組織していたことで知られるが、
ジャズやクラシックなど、いろいろなアレンジメントで
自分の歌を試しながら表現するその姿勢には、
大いなるミュージシャンシップを感じる。

僕の耳も嬉しがっていた、と明記しておこう。

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↑2010年にリリースされた『Symphonicities』。
言うまでもないことですが、ポリスが’83年に発表した
傑作『Synchronicity』とタイトル的連関があります。

2011.01.19
 
80年代
 

今日は、GLAYのライヴを視察した@横浜アリーナ。
カップリング曲を含むバラッド・セクションが、
武道館公演の時よりとてつもなく壮大なものになっていた。
終演後、TAKUROさんが知り合いからもらったという
古い雑誌を前に、80年代の話をしばしした。
やめてよ、リーダー。話、終わらないから(笑)。

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↑横浜アリーナ近くの風景。

2011.01.16
 
アクセス
 

例えば、横浜アリーナ(神奈川)と、
さいたまスーパーアリーナ(埼玉)、
それに幕張メッセ(千葉)という
ライヴがおこなわれる3会場を比較した場合、
アクセスの利便性を考えると横浜アリーナが
〜僕の場合〜いちばん近く感じる。

距離としては3会場とも同程度だが、幕張メッセは、
もっとも遠く感じる。というわけで、
幕張メッセまでのアクセス方法=交通手段を
もっと増やしてほしいと思っているのである。

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↑横浜“赤レンガ倉庫”のphoto。

2011.01.12
 
5周年祭
 

昨夜は「戦国BASARA 5周年祭〜武道館の宴〜」
を視察した@日本武道館。
“歴女”という言葉を生んだ作品とも言われる
「戦国BASARA」のイヴェント、
さすがに8割以上は女性の観客だった。

長曽我部元親(CVは石野竜三さん)の「野郎どもー!」
を生で聞けたし、abingdon boys schoolの楽曲も
T.M.Revolutionのそれも聴けたので、
個人的にもなかなかに“宴”なイヴェントだった。

惜しむらくは、竹中半兵衛(CVは石田彰さん)の
声が聞けなかったことぐらいか?

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↑武道館で見かけたBASARAのビルボード。

2011.01.04
 
NEW YEAR PARTY
 

元旦の昨日は、T.M.Revolutionのライヴ
“NEW YEAR PARTY'11 LIVE REVOLUTION”
を視察した@日本武道館。

今年2011年はT.M.R.にとって15周年にあたる年。
年始のライヴは、音楽によるエネルギーの交換ばかりでなく、
ファミリーライクな空間を
独自のやり方で作っていこうとするものだった。

終演後の西川貴教さんは、充実の放心状態だった。

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↑昨日歌われたT.M.Revolutionの最新シングル
「Save The One,Save The All」のジャケット。

2011.01.02
 
カウントダウン
 

賀正
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


昨夜は、倉木麻衣さんのカウントダウン・ライヴを
視察した@パシフィコ横浜。
となりの会場では、福山雅治さんが同種のライヴを
おこなっており、男性と女性がほぼ真っ二つに分かれて、
それぞれの会場に入って行った。

倉木さんは、上賀茂神社@京都でのライヴ体験を生かして、
楽器の音圧をすべて下げて歌うバラッドの品質が高かった。
“ポップ領域のスピリチュアル”は、確かに存在するのである。

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↑会場に飾られてあった“パンプキン馬車”。
昨年の「Halloween Live」で倉木さんが乗ったものです。
僕も乗りたい(笑)。

2011.01.01
 
残像
 

昨日はflumpoolのライヴを視察した@横浜アリーナ。
ホールとの違いを考え、いくつかの演出も加え、
それでも“伝えようとする”純度を落とさないように
果敢にプレイするメンバーたちは、とても新鮮に映った。

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↑昨日のライヴで、個人的に語るべきポイントが
高かった「残像」のジャケット。

2010.12.27
 
人間ドラマ
 

昨日は、葵 from彩冷えるさんのライヴを視察した
@渋谷o-East。
メンバーの脱退劇を受け止めて、自分の音楽の在りかを
探した彼の2010年が、鮮やかに満ちていた。

音楽は、強力な人間ドラマなのでもある。

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↑葵さんのアルバム資料の一部から。

2010.12.25
 
特異なバンド
 

昨日はORANGE RANGEの
ライヴを視察した@Zepp Tokyo。
中盤で聴かせた音の流れるような組み立てと
含ませたメッセージには、かなり感じ入るものがあった。
彼らはもっと特異なバンドになっていくだろう。

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↑ORANGE RANGEのベストのひとつ
「ALL the SINGLES」。

2010.12.21
 
リスアニ!LIVE 2010
 

今日は「リスアニ!LIVE 2010」を視察した
@東京国際フォーラム。
僕はナイト・ステージを視察したのだが、
どの出演者も2010年の歩みを感じさせる
パフォーマンスだった。
続いていくことを願うイヴェントのひとつとなった。

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↑会場で配られたパンフの一部より。

2010.12.19
 
ザ・フール
 

昨夜は、毛皮のマリーズのライヴを視察した@渋谷AX。

彼らのバンド・サウンドが、ある種の”まろみ”を
醸し出している今、少し過去の楽曲を演ってくれると、
そのまろみのディテールがよくわかる。

昨日は「ザ・フール」に感じ入った。

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↑「ザ・フール」が収録されている
毛皮のマリーズのAb『Gloomy』(09年)。

2010.12.18
 
愛せない人
 

今日はシンガー=ソングライター:森恵さんのライヴを
視察した@渋谷duo。

メジャーデビューした2010年を噛みしめ・踏みしめるような
じっくりとした運びのステージだった。

ブログ・タイトルは、ライヴ中にマイクもギターアンプも
通さず完全“素の音”で歌われた楽曲名。
今年の活動にあった“下地作り”を象徴するかのような
豊饒な声とギターだった。

101215.jpg
↑会場で配られた紙資料の一部。

2010.12.15
 
時代の無双花
 

昨夜は、シンガー=ソングライター:佐藤ひろ美さんの
ライヴを視察した@渋谷O-East。

“10年分の圧縮”とも言えるセットリストと、
KOTOKOさんや奥井雅美さんを招いてのデュエット曲が、
佐藤さんの辿ったキャリアに花を添え、
楽曲の説得力を倍加させた。

本日のブログ・タイトルは昨日のゲストのひとりである
飛蘭さんと一緒に歌った楽曲名。
“継いでいかれるもの”を感じたナンバーだった。

101213.jpg
↑佐藤ひろ美の最新アルバム『the BEST-Ever Green-』。

2010.12.13
 
輝く空の静寂には
 

昨夜は3人組ヴォーカル・ユニット:Kalafinaのライヴ
“輝く空の静寂には”を視察した@渋谷C.C.Lemonホール。

ちょうど半年前にJCBホールで観た時よりも、
3人のヴォーカルの重なりや分離が巧みになっており、
ジャパネスクな「星の謡(うたい)」などは、
気分が解放されていくような心地よさがあった。

終演後の彼女たちも真剣な面持ちを崩さずにいて、
好感が持てた。

101211.jpg
↑昨日のチラシの一部より。

2010.12.11
 
ボクキミビリーバー
 

昨夜は岡山出身のトリオ・バンド:ghostnoteの
ライヴを視察した@渋谷o-nest。

彼らの歴史が要約されたようなセットリストで、
1曲ずつ丁寧に演奏する3人がいた。
最新シングル「ボクキミビリーバー」を歌う
大平伸正(g&vo)さんの苦しそうな表情が、
かえってこの曲の切実さを引き立てると思った次第。

101210.jpg
↑ghostnoteの最新シングル「ボクキミビリーバー」。

2010.12.10
 
起立・礼・着席
 

昨夜は西野カナさんのライヴ“Kanayan X'mas”を視察した
@東京国際フォーラム。
スタンディングの会場からステップ・アップしてホールへと。

椅子に座ってバラッドを聴いてほしい気持ちから、
ピアノをきっかけにして「起立・礼・着席」で
オーディエンスを着席させるところが、
微笑ましくも鋭かった。

バラッド・セクションは、熱唱であった。

(付記)西野さん、NHK“紅白歌合戦”初出場、
おめでとうございます。
昨日のように思いきり歌ってきてください。

101207.jpg
↑西野カナの最新シングル「君って」。

2010.12.07
 
完全感覚Dreamer
 

昨日はONE OK ROCKのライヴを視察した@日本武道館。
客席にも伝わってくるバンドの緊張が、やがて、
重ねてきたライヴの濃縮グルーヴへと変わっていくさまは、
非常に見応えがあった。

ワイヤレスとリールマイクを使い分けていたTakaさんが、
バンドの根っこにあるものを表しているようだった。

101129.jpg
↑昨日も歌われたONE OK ROCKの「完全感覚Dreamer」
のジャケット。

2010.11.29
 
スカ&ダブ
 

昨日はORANGE RANGEのライヴを視察した@横浜BLITZ。

レゲエから派生したスカやダブを彼らが取り入れているのは
周知の事実だが、トラディショナルな音楽を
大真面目に消化しているというより、独特の距離感で
戯れつつ取り入れているところが、彼ららしい。

そうした自由な気風を感じたライヴだった。

101125.jpg
↑ORANGE RANGEの最新Ab『orcd』。

2010.11.25
 
スフェレ
 

昨夜は4人組ヴォーカル・ユニット:sphere(スフィア)の
ライヴを視察した@日本武道館。

“武道館物販部”と題された芝居が細かくできているなと
思ったら、彼女たちのライヴには、
浅沼晋太郎氏という演出家がきちんと付いているのだった。
劇中、自分たちのことを“スフェレ”と呼んでいるところが、
妙に可笑しかった。

歌に関しては、歌以上にオーディエンスの反応がすさまじく、
sphereの2010年の躍進ぶりが手に取るようにわかった。

101124.jpg
↑昨日も歌われた「REALOVE:REALIFE」のジャケット。

2010.11.24
 
ツイン・ギター
 

昨日はGLAYのライヴを視察した@日本武道館。
圧巻のバラッド・セクションのTERU氏ヴォーカルはもとより、
GLAY楽曲がHISASHI氏とTAKURO氏の
ツイン・ギターによって成り立っていることを、
改めて認識させられるライヴだった。

終演後のJIRO氏によれば、リーダー・TAKURO氏は
楽屋でもずっとギター練習をしているという。

偉いぞ、リーダー!

101117.jpg
↑今回のツアー『ROCK AROUND THE WORLD
GLAY LIVE TOUR 2010-2011』のチケット。

2010.11.17
 
ツイン・ギター
 

昨日はGLAYのライヴを視察した@日本武道館。
圧巻のバラッド・セクションのTERU氏ヴォーカルはもとより、
GLAY楽曲がHISASHI氏とTAKURO氏の
ツイン・ギターによって成り立っていることを、
改めて認識させられるライヴだった。

終演後のJIRO氏によれば、リーダー・TAKURO氏は
楽屋でもずっとギター練習をしているという。

偉いぞ、リーダー!

101117.jpg
↑今回のツアー『ROCK AROUND THE WORLD
GLAY LIVE TOUR 2010-2011』のチケット。

2010.11.17
 
超貪欲☆まつり
 

昨日は、中川翔子さんのライヴ
「超貪欲☆まつり in 幕張メッセ」を視察した。
2daysの2日目は“PINK★STAR”と題された内容、
ちなみに初日は“BLUE★STAR”だった。

全オリジナル楽曲でのセットリストは、
ライヴが進行するほどに“翔子5周年の厚み”を
体感させるものとなり、個人的にはアコースティック編成で
歌われた「恋の記憶」に、彼女の年輪を感じた。

終演後中川さんは、すがすがしい顔をしていた。それは、
取材で見せる顔とは、まったく違うものだったのである。

101115.jpg
↑中川翔子の最新アルバム『Cosmic Infration』。
彼女も“宇宙好き”のひとりです。

2010.11.15
 
EMI ROCKS
 

昨日はEMI Music Japan主催によるイヴェント
“EMI ROCKS”を視察した。

EMI Music Japanの大元は、東芝音楽工業である。
東芝音楽工業から東芝EMIへ、そしてEMI Music Japanと、
社名の変遷だけでも、時代の移り変わりを映し出している。

時代と共に変化していくもの、時代の変化に惑わぬもの
……EMI ROCKSには、その両方があった。

そして、忌野清志郎さんや加藤和彦さんも
喜んでいるのではないかな、と思った。

101107.jpg
↑会場でいただいたパンフレットの表紙。

2010.11.07
 
Diamond Fireball
 

昨夜はHundred Percent Freeのワンマンライヴを視察した
@渋谷BOXX。

以前視察した時はショート・プログラムだったゆえ、
楽曲の流れで彼らの味を出そうとする現場ではなかったが、
昨日はそれを体験できた。

本日のブログ・タイトルは昨日演奏された楽曲で、
流れを作るキーになっていると思えたもの。
ライヴに正解はないけれども、
自分たちなりの正解をHundred Percent Freeは
見つけ出そうとしているのかもしれない。

<告知>
10/29(金)21:30〜「MUSIC LTD.@WOWOW」で
山崎まさよしさんのinterviewが放送されます。
なかなか深い話ができたと自負しております。
お時間許す方は、ぜひ!

101025.jpg
↑会場の入り口に貼られていたポスター。

2010.10.25
 
Bass&Cho
 

昨日は稲葉浩志さんのライヴを視察した
@広島グリーンアリーナ。
今回のツアーでベースを弾いている
コーリー・マコーミックさんは、
ベースの他にコーラスも担当しており、
そのがっしりした体躯からは想像しにくい
高いキーの持ち主でもある。

したがって、基本的にキーが高い稲葉楽曲に
コーラスがつけられるわけだが、
昨日は武道館ライヴの時よりも美しく
稲葉ヴォーカルとハモっていた。

101024.jpg
↑グリーンアリーナのphoto。楕円形の建物です。

2010.10.24
 
線分と直線
 

昨日は、高橋直純さんのライヴを視察した@赤坂ブリッツ。
“infinity”ツアーのファイナルだった。
「線分は部分的だけど、直線はずっと続いていくもの、
言うなればinfinity」……というMCが興味深かった。
突如として“深くなる”高橋さんのMCはおもしろい。
楽曲的には、アレンジを変えた「ロケット」と「光差す方へ」に
聴き入ってしまった。

101018.jpg
↑高橋直純の最新アルバム「infinity」。

2010.10.18
 
“Stand by Me”
 

昨夜はZill追悼Live“Stand by Me”に出演した
葵(from 彩冷える)さんのパフォーマンスを視察した
@渋谷O-East。

Zillさんと初めてレコーディングした曲や
新曲「youth」を披露した葵さんは、
ひとりの友人として・ヴォーカリストとして熱唱していた。

ドラムスには輝喜さん(アンティック-珈琲店-)が加わって、
音に友情模様が聞こえたことは、間違いない。

101015.jpg
↑Zillさんが在籍したMoranが、昨年リリースした
アルバム『Heroine』のジャケット。

2010.10.15
 
HALLOWEEN LIVE
 

昨夜は、倉木麻衣さんの
“HAPPY HAPPY HALLOWEEN LIVE 2010”を視察した
@さいたまスーパーアリーナ。

去年に引き続いてのハロウィン企画ライヴだが、
去年よりもヴァージョン・アップした演出や
“特別セットリスト”が耳目に焼き付いた。

個人的には「夢が咲く春」のリアレンジVer.が
秀逸だと思った。

101010.jpg
↑倉木さんの最新シングル「SUMMER TIME GONE」。
実は、今の時季にピッタリかも。

2010.10.10
 
Lakers
 

先月の18日と19日の両日、琵琶湖畔の烏丸(からすま)半島
でおこなわれた“イナズマ・ロックフェス2010”を視察した。

次号のWHAT's IN?にルポを書いたのだが、紙数の関係で
書けなかったこととして、1日目のオープニング挨拶をした
嘉田(かだ)由紀子・滋賀県知事の内容がある。

嘉田知事は、琵琶湖が京都、大阪、奈良、兵庫の水源に
なっていることを話し、その府県に住んでいる方は、
朝起きて水道の蛇口をヒネった時
「”ありがとう、琵琶湖”と感謝してください」とスピーチした。

嘉田知事は昨年もオープニング挨拶をし、その時は
「皆さん、滋賀県といえば何を思い浮かべますか? 
そうです、琵琶湖です!」と、
相当な琵琶湖フリークであることを滲ませていたのだが、
今年は、さらに感謝の念が加わっていて、素晴らしかった。

“イナズマ〜”は、僕の知るフェスの中で、
歴史的にも精神波動的にも、
もっとも高く・深い場所でおこなわれるものだ。

琵琶湖は、バイカル湖@ロシアや
タンガニーカ湖@タンザニアと並んで
古代湖に属する湖であり、
その昔、天智天皇によって大津宮が置かれもした。
湖の形が楽器の琵琶に似ていることがわかったのは、
江戸時代の中期。

烏丸半島の対岸の山々の一つには比叡山・延暦寺
(言わずと知れた世界遺産)があるし、
そもそも対岸には金堂が国宝となっている三井寺、
またの名を圜城寺(おんじょうじ)がある。

当然のこと、“イナズマ〜”で歌われるすべての歌は、
知覚するしないにかかわらず、
何らかの加護と洗礼を受けている。

吹いていく風は、歴史を共鳴させて、重層的に鳴る。

本日のブログ・タイトルは、T.M.Revolutionの楽曲名から。
もちろん、琵琶湖とその周りに生きる人のことをうたった歌だ。

フェスの2日目にこの曲を聴いた時、
時代を超えて、共時的に鳴る音楽の後ろ姿が
見えたような気がしたことを記しておく。

101003.jpg
↑“イナズマ〜”のバックステージから、琵琶湖、
そして比叡山をのぞむphoto。

2010.10.03
 
ソロの感触
 

昨夜は、稲葉浩志さんのライヴを視察した@日本武道館。
6年ぶりのソロアルバム『Hadou』によって、
過去作品がまた違った感触を帯びはじめ、
それがじんわりと伝わってくるライヴだった。

キーボード以外は全員外国人プレイヤーというのも、
確かなところと不確かなところが
共存しているようでスリリング。

少し時間を置いて、再び観たいと思うライヴだった。

101001.jpg
↑おそらくは稲葉さんも訪れたであろう
ニューメキシコ州@USAのホワイトサンズのphoto。
行ってきた知人にもらいました。

2010.10.01
 
ヒストリー総括
 

昨日は「電撃 ジェネオン・ミュージックフェス」を視察した
@JCBホール。
声優が登場するセクションと
ミュージシャンが登場するそれがあったのだが、
後者は、ある意味で“I'veサウンド”からのヒストリーを
総括して聴かせるような内容だった。
言うなれば“厳選されたセットリスト”だったのである。

(付記)
「電撃 ジェネオン・ミュージックフェス」に出演した
川田まみさんが、12月におこなわれる
「リスアニ! LIVE 2010」にも出演決定!
詳細は、下記のURLへ!!

http://www.musicnet.co.jp/lisani/

100927.jpg
↑会場で配られたチラシより。

2010.09.27
 
Lingering Fizz
 

昨夜は、男女2人組のユニット:marbleのライヴを視察した
@新宿MARZ。

marbleの音楽は、楽曲もサウンドもクセがほとんどなく、
かといってメロディは単純ではなく
“きちんと作り込まれた簡潔さ”がある。
そうした楽曲がライヴで披露されると、
緩やかに上昇していく発汗曲線というか、
気分の上昇曲線が生まれ、
気づくと“音楽に包まれた体感”が残る。

昨日のライヴも、
そうした温かさと爽やかさの同居したものだった。

(付記)
“トリプル・レコ発”ライヴだったゆえ、アツミサオリさんや
nano.RIPEのライヴも楽しむことができた。

100925.jpg
↑marbleの最新アルバム『Lingering Fizz』。

2010.09.25
 
木更津グラフィティ
 

昨日は、久しぶりに氣志團のGIGを視察した
@渋谷C.C.Lemonホール。

相変わらず“アイデアてんこ盛り”のGIGだったが、
押しの一手ばかりでなく、
一瞬引いてアイデアの核心だけを見せるセクションもあった。
そこに、彼らの“専心すること”が感じられ嬉しかった。

100924.jpg
↑氣志團の最新アルバム『木更津グラフィティ』。
個人的には「房総与太郎組曲〜Quarrel Bomber〜」が
好きです。パンクだから。

2010.09.24
 
今年最後の大輪の花火
 

今日は、おそらく今年最後になるであろう
大輪の花火を鑑賞した。
世界文化遺産の近くにて、だった。
重層的な気持ちで、胸がいっぱいになった。

100919.jpg
↑その花火のphoto。

2010.09.19
 
WONDER
 

昨日はシンガー:宮野真守さんのライヴを視察した
@JCBホール。

声優としても活躍する宮野さんは、
「DEATH NOTE」の“夜神月”役や今シーズンでは
「機動戦士ガンダム00」の“刹那-F-セイエイ”役に
抜擢されている。

その声の質感から、彼の歌うミドル・バラッドに注目して
視察したのだが、宮野さんはダンスも得意なようで、
ミュージカル仕立てのセクションに釘付けになった。

幅広いエンタテイナー指向の人なんだなと思った。

100912.jpg
↑宮野真守の最新アルバム『WONDER』。

2010.09.12
 
"B"ORDERLESS
 

昨夜は氷室京介さんのライヴを視察した@日本武道館。
最新アルバム『"B"ORDERLESS』のコアナンバーを徹底的に
身体に叩き込むともいうべき選曲とパフォーマンスは、
すこぶる”氷室式”だと思った。


ツアーが始まったばかりゆえ詳述は避けるが、
楽曲と一体化した照明ワークが
素晴らしかったと言っておこう。

100911.jpg
↑氷室京介の最新アルバム『"B"ORDERLESS』。
GLAYのTAKUROさんが4曲作詞をしています。

2010.09.11
 
THE PREDATORS
 

昨夜はTHE PREDATORSのライヴを視察した@渋谷AX。
ドラムスが高橋宏貴さんになったことと、
ミニアルバムを3枚制作したことで、凝縮した演奏と
彼らならではの“ライヴの流れ”ができていた。

ライヴは70分ほどだったけれど、
ぐいぐいと引き込まれる演奏空間だった。
終演後、JIROさんはとてもリラックスした表情をしていた。

100909.jpg
↑THE PREDATORSの最新作品『THIS WORLD』。

2010.09.09
 
あられ
 

暑い時のライヴ視察、塩分補給で
煎餅(おかきやあられ含む)をしばしば食べていた。

ばりばりと音をたてて食べ、
オーディエンスのひんしゅくを買うこともあるので、
なるべく通路で食べていた今夏だった(笑)。

100829.jpg
↑京都の煎餅屋のphoto。

2010.08.29
 
アニサマ
 

今日は『Animelo Summer Live 2010』を視察した
@さいたまスーパーアリーナ。
Girls Dead MonsterやfripSide、
石川智晶さんや高橋直純さんなど、
個人的に好きで聴いている対象だけでなく、
矢継ぎ早に繰り出される(転換時間がほとんどない!)
アニソンやオリジナル楽曲を堪能した5時間だった。

アニサマは名実ともに
アニソン・イヴェントの殿堂だという思いを強くした。

100828.jpg
↑今年のアニサマのパンフレット表紙。

2010.08.28
 
ライヴハウスの片隅
 

今月はけっこうライヴを視察したが、
野外の方が暑いだろうという常識を打ち破って、
狭いライヴハウスでもライヴが始まると、
熱気でエアコンが効かなくなり息苦しくなるケースもあった。

そうした時に、通路や暗がり、場合によっては
バックステージに退避するということもできなくはない。

盛り上がっているライヴハウスの通路や暗がりは、
ライヴのアナザー・ サイドを見せてくれたりもするのだ。

100825.jpg
↑とあるライヴハウスの通路でpic。

2010.08.25
 
ハルアシンメトリー
 

今日は、3人組のバンド“LONELY↑D”のライヴを視察した
@代官山・UNIT。

ミドルチューンで歌詞がよく聞こえてくるのは、
“重心の低い”バンドサウンドに起因しているのだとわかった。

次のシングルが出たら、また観てみたい。

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↑LONELY↑Dの最新シングル「ハルアシンメトリー」。

2010.08.24
 
孤独の欠片
 

昨夜は藤澤ノリマサさんのライヴ・コンサートを視察した
@青山劇場。
彼はポップ・オペラというものを提唱&実践しているわけだが、
ステージを重ねるごとに
ポップとオペラの境界線がわかりづらくなり=融合している
のは、注目に値する。

昨夜は「孤独の欠片〜ラ・クンパルシータ〜」に、
もっともそれを感じた。

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↑藤澤ノリマサの最新アルバム『Appassionato』。

2010.08.21
 
OKAMOTO'S
 

昨日は、OKAMOTO'Sのライヴを視察した
@新宿・紅布(red cloth)。
噂にたがわぬ高演奏力で、
バンド全体では“まろみ”すら感じた。

僕のようなヲヤジは、とても安心して聴くことができるのだが、
いい意味での“不安定さ”を演奏面以外で出すとしたら…
と考えた。

おそらくそれは、リリック・歌詞ではないかと思う。

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↑OKAMOTO'Sの最新Ab『10'S』。

2010.08.20
 
Live Supernova
 

昨日は、菅原紗由里さんとAliceさん、2人のシンガーを
視察しにLive Supernovaというイヴェントに参加した
@渋谷・O-nest。

菅原さんは“ミュート気味”とも形容できるビブラートが巧く、
Aliceさんはスピーディなダンスと共に歌う姿が意外だった
ため、強く印象に残った。

2人の汗が照明で光っていたことは、言うまでもない。

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↑昨日歌われた菅原紗由里の「素直になれなくて」と
Alice「イチバンボシ」のジャケット。

2010.08.19
 
Girls Dead Monster
 

今日は“Girls Dead Monster Starring LiSA TOUR 2010”
を視察した@赤坂BLITZ。

Girls Dead Monsterは、アニメ「Angel Beats!」の
生みの親である麻枝准さんの“最前線サウンド”と
位置づけられる“アウトプット・ユニット”だが、
サウンド以上に楽曲そのものが、よく練られている。

したがって、ヴォーカルのLiSAさんはアニメ内キャラを
ことさら引き受けずとも、良質なライヴ・パフォーマンス空間を
作ることができる。

いや、むしろ事態は逆で、一人のヴォーカリスト〜 LiSAの
生き様が、アニメ内キャラを凌駕して表出することが、
良質なライヴ空間足らしめている
と言った方がよいかもしれない。

この“二重構造の設定と突破”は、
今、とてもスリリングだと思う。

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↑Girls Dead Monsterオフィシャル・バンドスコア
『Keep The Beats!』。

2010.08.16
 
J-WAVE LIVE
 

今日は、イヴェント“J-WAVE LIVE 2000+10”に出演した
西野カナさんのライヴを視察した。

サポートでドラムスが加わったライヴを僕は初めて観たので、
これまでのダンサーとプログラマーだけのライヴと違い、
音に躍動感が出ていた。
この音の質感で聴いた「Best Friend」は、
また違った印象で新鮮だった。

100815.jpg
↑会場で配られたうちわ。

2010.08.15
 
Augusta Camp
 

今日は「Augusta Camp 2010」の1日目を視察した
@夢の島公園・陸上競技場。

今年は、全出演者がアコースティック・セット、
もしくは弾き語りで歌うという主旨にのっとったもので、
ゆえに、終始ゆったりとした、
それでいて歌がとてつもなくよく聞こえる内容だった。

トリオ編成で歌った山崎まさよしさんと、
ピアノで弾き語りをしたさかいゆうさんのデキが、
個人的にとても勉強になった。

100814.jpg
↑陸上競技場の横にあるグリーン・フィールド。

2010.08.14
 
pour lui
 

今日はイヴェント「HATENA6ーテクノ盆・納涼大会編ー」に
出演したプー・ルイ(pour lui)さんのライヴを視察した
@Club SEATA。

ヴォーカルにオート・チューンを掛けた場合、
Perfumeを筆頭にバックトラックはテクノ・サウンドになる
場合が多いのだが、プー・ルイさんの場合は、
バンド・サウンドになっているところが重要ポイントだ。

今日のライヴもバックを固めるのは4人編成のバンドで、
その音の渦の中で、浮遊するヴォーカルを確かに聴かせる
プー・ルイさんがいた。

イヴェント全体も、メリハリの利いた好印象なものだった。

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↑プー・ルイさんの8曲入り作品『みんなのプー・ルイ』。

2010.08.13
 
バネのびょん太
 

昨夜は、井上侑さんのライヴを視察した
@吉祥寺・スターパインズ・カフェ。

バンド形式での彼女のライヴを見るのは初めてだったが、
バックを務めたのはみな、アクの強いプレイヤーたちで、
弾き語りとのコントラストにもビックリさせられた。

シンガー=ソングライターの原型とその発展形は、
実に深いテーマでもあるな、と思った。
本日のブログ・タイトルは彼女の楽曲名から。

100810.jpg
↑昨夜も歌われた「バネのびょん太」のジャケット。

2010.08.10
 
ノゾミ∞カナエ
 

昨日は、4人組バンド:Little Nonのライヴを視察した
@渋谷Duo。

通常のバンド演奏に加え、
アコースティック・セットでの演奏やDJタイム、
演奏陣によるヴォーカル披露など、キャリアを積んだことが
よくわかるヴァラエティに富んだ内容だった。

ヴォーカルのノゾミさんが見せた涙には、
刻んだ時間が含まれていた。

100808.jpg
↑昨日のライヴでも披露され会場のテンションを上げた
「ノゾミ∞カナエ」のジャケット(08年リリース)。

2010.08.08
 
キミ
 

昨夜は、森恵(もりめぐみ)さんの弾き語りライヴを視察した
@六本木・Morph Tokyo。

メジャーデビューしてから、およそ1ヶ月。
どんな場所でも、弾き語りをすることで、森さんは、
自身の歌に聴き手を引き込む力を急速に備えつつある。

音楽によって暑さを忘れる
……それは“納涼”という意味ではなく、
彼女の歌によって雑念が吹き飛ぶという意味だ。
昨夜も弾き語りの力を感じた。

100807.jpg
↑森恵のメジャーデビューSg「キミ」。

2010.08.07
 
minor girl
 

昨夜は、舞花(まいか)さんのライヴ“Possible”を視察した。
ギターを持って歌う姿を予想していたが、
ハンドマイクで歌う曲もあり、予想以上の出来栄えだった。
本日のブログ・タイトルは、
ライヴで歌われて、心に引っ掛かった楽曲名。


フェスにも出演するようなので、
歌の表情がもっと豊かになる可能性大である。

100806.jpg
↑舞花さんの1stアルバム『Possible』。

2010.08.06
 
WISH 02
 

今日はBREAKERZのデビュー3周年記念ライヴ“WISH02”を
視察した@日本武道館。
SHINPEIさんとAKIHIDEさんのギター・バトルを凝視しつつ、
DAIGOさんのエンタテナーぶりを、とくと観ることができた。

「今回は特に許可をとってないんだけど…」と
前置きを入れつつも
「ライヴハウス武道館へようこそ!」と叫ぶDAIGOさんは、
チャーミングだった。

100730.jpg
↑BREAKERZの最新シングル「激情/hEaVeN」。

2010.07.30
 
IMPACT EXCITER
 

今日は、水樹奈々さんのライヴを視察した
所沢・西武ドーム。

僕は「What Cheer?」など、水樹さんのダンスナンバーを
評価している一人だが、「DINSCOTHEQUE」など、
すでにファンに市民権を得ているナンバー以外の
「SCOOP SCOPE」などが聴けて嬉しかった。

3万人単位の“サイリウムのフィールド”を
初めて見ることができ、予想以上に感動的な光景だった。

100724.jpg
↑水樹奈々さんの最新Ab『IMPACT EXCITER』。

2010.07.24
 
Nicheシンドローム
 

今日は複数の取材をしてから、ONE OK ROCKのライヴを
視察した@お台場・Zepp Tokyo。

最新アルバム『Nicheシンドローム』からの楽曲が、
どれも精彩を放っていた。やはり音源から
“ONE OK ROCKは今までの殻を脱いだ”
と感じたことは、確信となった。

100723.jpg
↑ONE OK ROCKの『Nicheシンドローム』。

2010.07.23
 
フェス
 

フェス・シーズンが到来して、
どのフェスに行こうか迷う時季になった。
出演者が紋切り型=型にハマったものではなく、
開催地としっかり脈絡があるもの。特に後者は重要だ。
フェスには、“その開催地を知ってもらう”意味もある
と僕は思っているからだ。
音楽は目に見えない。だから、目に見えない空気が、
意味や歴史を担っている場所こそふさわしい。

100720.jpg
↑とあるフェスの開場前のphoto。

2010.07.20
 
地球外ポップ
 

昨日はシンガー=ソングライター:井上侑(いのうえゆう)さん
の弾き語りライヴを視察した@文化放送サテライト・プラス。

“地球外ポップ”というコピーと「バネのびょん太」という楽曲が
ぴたりと合致していたため、
生で聴いてみようと思ったのである。
ピアノ本来の打楽器的使用でパーカッシヴに弾き語った
井上さんは、ユーモアと可愛らしさを音楽で表現していた。

現場には、古くからの知り合いがおり、
彼がチラシを配ったりする姿も新鮮だった。

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↑その知り合いが配っていた井上さんのチラシ。

2010.07.17
 
 

昨夜は”Lc5”と葵さん(“彩冷える-ayabie-”のVo)の
2マン・ライヴを視察した。
葵さんのライヴは「彩冷える-ayabie-のそれよりも
“聴かせる”ことがテーマ」だそうで、
聴き入っているオーディエンスは好印象だった。

Lc5のヴォーカルのmikuさんは、
AN CAFE(アンティック-珈琲店-)とは
真逆と言っていいほどのパフォーマンスを展開して、
なかなかに参考になるライヴだった。

本日のブログ・タイトルは、葵さんが演った曲の中で、
個人的に気に入った楽曲名。

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↑彩冷える-ayabie-の最新Ab『彩-irodori-』。

2010.07.15
 
ガンマン、生きて帰れ
 

昨夜は、4人組のバンド:毛皮のマリーズのライヴを視察した
@恵比寿リキッドルーム。

The Rolling Stones、T-Rex、
あるいはNew York Dollsからの音楽性を正しく受け継ぎ、
一方では、寺山修司さん(故人)の戯曲「毛皮のマリー」や
和製サイケデリック・バンド“裸のラリーズ”からの脈絡をも
感じさせる、言ってみれば伝統的J-ROCKに
位置づけられるのが、毛皮のマリーズだ。

よってロートルの僕などからすれば安心して楽しめるのだが、
若い世代からは“新鮮な音楽”として
受け止められているところに、興味をひかれる。

本日のブログタイトルは、
昨夜のライヴで思わず身体が反応したナンバー。
“幻想のガンマン”は、まだ、生きているのである。

100712.jpg
↑彼らのメジャーデビューAb『毛皮のマリーズ』。

2010.07.12
 
スカっ子
 

昨夜は、GLAYのライヴを視察した@よこすか芸術劇場。

「ハマっ子じゃないんだよね?スカっ子なんだよね?」という
TERUさんのMCに笑わせられつつ、
新曲を含め、とても示唆的なライヴだった。

ツアーはまだ続くけれども、GLAYのホール・ライヴは今、
一つの“沸点”に達していると思った。

100707.jpg
↑横須賀には、京急線の“新1000形”で行きました。

2010.07.07
 
はらばん
 

昨夜は、原由子さんのスペシャル・ライヴ『はらばん』を
視察した@鎌倉芸術館。
ワンマンとしては19年ぶり!ということで、
91年のあの日本武道館ライヴから、
もうそんな時間が流れたのかと感慨に浸った。

原さんがアコースティック・ギターを弾きながら歌った
「唐人物語(ラシャメンのうた」が、
個人的に“驚愕楽曲”だった。「唐人物語」は、
サザンオールスターズの楽曲だが、サザンのライヴで
原さんがギターを持つことは、まずないからである。

終演後、原さんに聞いてみたところ、ピックを持たずに
爪で弾くためタッチがとても軽くなるのだそうだ。
そのフェザータッチが、アコースティック・ギターをとても
“深く”響かせるのだろう。僕にとっては新しい発見だった。

100705.jpg
↑原由子の最新Best Ab『ハラッド』。

2010.07.05
 
時間の堆積
 

昨夜は、某ライヴ会場にて
GLAYのTAKUROさんとお会いした。
彼は、オーディエンスのひとりとして会場に来ていた。
着座しての飲食がOKの会場だったゆえ、
GLAY自身の新レーベル“loversoul music&associates”の
前途を祝して乾杯した。

いつもよりTAKUROさんが大きく見えたのは、
僕の錯覚だったのだろうか?

100628.jpg
↑GLAYの2nd Ab『BEAT out!』('96年2月リリース)。
このアルバムが発表される前に、
僕は初めてGLAYに取材しました。

2010.06.28
 
CITY LIGHTS
 

昨夜は、3人組バンド:andymoriのライヴを視察した
@渋谷クワトロ。
オープニング・アクトは、神聖かまってちゃんだった。
「今日は前座ということで、このあと“鬼のような”
andymoriさんのライヴが控えてますからね」という、
の子さんのMCがなぜだか笑えた。

andymoriの後藤大樹(Drs)さんのタムワークを凝視しつつ、
彼らのスピード・チューンを堪能した。
神聖かまってちゃんは「いかれたNeet」が
群を抜いてよかった。

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↑andymoriの最新Ab『ファンファーレと熱狂』。
収録曲の「CITY LIGHTS」はライヴでもよかったです。

2010.06.26
 
Revolutionary
 

昨夜は9mm Parabellum Bulletのライヴを視察した
@東京NHKホール。
いわゆる“ブレイク”の連発や
“ギターのユニゾン速弾き”など、
ハイスキルをわかりやすい表現で聴かせてくれる
4人であるが、昨日は「命ノゼンマイ」の8分の6拍子楽曲など、
オーソドックスなアレンジの中で
きらりと光るスキルが目立っていた。

100625.jpg
↑9mm Parabellum Bulletの最新Ab『Revolutionary』。

2010.06.25
 
Red Moon
 

昨夜は、Kalafina(カラフィナ)のツアー・ファイナルにあたる
ライヴを視察した@JCBホール。
昨年、プロデューサーの梶浦由記さんにお会いして、
彼女の多様な音楽性のアウトプットとして
Kalafinaがあることがよくわかったゆえ、
Wakanaさん、Keikoさん、Hikaruさんの
“3声の融合し具合”を確かめたかったのだ。

3声は、どの曲も混じり合い・主張していた。
バックを固めるのも是永巧一さん(G)や今野均さん(Vio)ら、
確かな技術を持ったプレイヤーたちなので、
特にミディアム楽曲において、
楽器群と3声が織り成す音空間に聴き入った。

終演後、梶浦さんの照れ臭そうにしている姿が印象的だった。

100613.jpg
↑Kalafinaの最新アルバム『Red Moon』。

2010.06.13
 
段ボールに囲まれて
 

昨日は、3人組バンド:ウラニーノのライヴを視察した
@下北沢Que。
胸中から取り出した散文詩にメロディを付け、
楽曲感情にふさわしいアレンジを
3人で探していくような演奏が魅力的だった。
ちなみに、イヤモニから聞こえるクリックはいっさいなし。

本日のタイトルは、
引っ越しとホームレスを結びつける段ボールが、
人にどんな感情を引き起こすのかを歌った楽曲のタイトル。
ライヴでの吸引力をひしひしと感じた。

100612.jpg
↑ウラニーノの最新Ab『World end Happy end』。

2010.06.12
 
MUSIC LTD.
 

昨夜はWOWOWの音楽番組「MUSIC LTD.」の
ライヴ公開収録を視察した@渋谷AX。
出演者は、ナオト・インティライミさん、moumoon、
SISTER JET、そして、神聖かまってちゃんの4組。
実にバラバラである(笑)。

ナオト・インティライミさんの溌剌さ、
moumoonのしとやかなアコースティック風情、
SISTER JETの3ピース・爆音グルーヴ……そして、
神聖かまってちゃんのカオス的躁状態サウンド。
「死にたい季節/神聖かまってちゃん」が
今の時季にピッタリだと思った。

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↑MUSIC LTD.の紙資料・表紙。

2010.06.08
 
加藤清正の井戸
 

昨日は、ポルノグラフィティのライヴを視察した
@渋谷C.C.Lemonホール。

しばらくぶりに観たのだが、歌もギターワークもブルージィに
なっていて、11年目の正常進化を遂げているなと思った。

一方、MCはふたりの独特な“緩急のつけ方”があり、
もはや“初々しい名人芸”の域に達していると思った次第。
加藤清正の井戸の話が、絶妙だった。

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↑ポルノグラフィティの最新Ab『∠TRIGGER』。
開拓すべきものが、聴き取れます。

2010.06.05
 
音源とライヴの狭間
 

昨日は集中入稿から解放され、Qwai(クワイ)のライヴを
観にいった@渋谷クワトロ。

3バンドのトップに出演したQwaiは、
疾走しながらもどこか重たいリズムと
エレクトリック・ギターのユニゾン・アルペジオを
駆使しながら、叙情的ロックを表出させていた。

彼らのライヴを体験し、もう一度音源を聴くと、
音源との狭間に生まれる情感めいたものがあり、
刺激される。
“楽曲が育っていく”過程を感じることができるのである。

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↑Qwaiの最新シングル「サヨナラの空」。

2010.06.04
 
3Dライヴ
 

今日は、西野カナさんのライヴを視察した
@六本木ヒルズ・アリーナ。

これは、、ソニーの共創イヴェント“ドット・パーク”の一貫で
おこなわれたもので、ヴィジョンに映し出された
ライヴの模様を専用メガネをかけて観ると、
3D映像になるというもの。

パフォーマンスをしている西野さんよりもむしろ観客を
映し出した時の臨場感の方があることが興味深かった。


ライヴの共創感を具体化された気がした。

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↑そのライヴで装着したメガネ。

2010.05.23
 
eggman
 

昨夜は、止んだと思った雨が再び強く降り出す中、
“静寂の音”というアコースティック・イヴェントを視察した
@渋谷・エッグマン。

ザ・ビートルズの楽曲「アイ・アム・ザ・ウォルラス」の歌詞の
一節から名前がとられたエッグマン(ライヴハウス)は、
81年にオープンしたから、来年で満30周年となる。

場所も名前も変わらず、長い時間を刻んだライヴハウスで、
ピアノやアコースティック・ギターの弾き語りを聴けたのは、
精神的に豊かな体験だった。

100521.jpg
↑eggmanの入り口・看板。ここから階段を下りていきます。

2010.05.21
 
ハルイロ
 

昨夜は、5人組バンド:universeのライヴを視察した
@渋谷・クワトロ。
最新シングル「ハルイロ」がミディアム・チューンだったゆえ、
ミディアム系が得意なのかと思いきや、スピード・チューンも
“置き”にいったりせず、思いきり演奏する姿に好感を持った。

ドラムスのKEIICHIさんに聞いてみたところ、
クリックが鳴っている曲は
セットリストの半分ほどだということだった。


何ヶ月後かに、また観てみたい。

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↑universeのシングル「ハルイロ」。

2010.05.18
 
弾き語りという風
 

昨日は、森恵さんの弾き語りライヴを視察した
@浜松町・サテライトプラス。

アコースティック・ギターでの弾き語りなのだが、
歌声がしなやかでありながら癒し効果もあるような、
そんな印象を受けた。線路脇の会場には、
風が吹いていて、歌と楽器が風に同化していく。

これぞ弾き語りの醍醐味だろうと思った。

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↑森恵のCD「そばに」のジャケット。

2010.05.15
 
黒いたまご
 

昨日は千葉出身のバンド“神聖かまってちゃん”のライヴを
視察した@原宿・アストロホール。

七尾旅人さんとの2マン・ライヴだったのだが、
両者の結びつきも知ることができた。

神聖かまってちゃんのライヴの特徴は、
一種の“カオス的状況”が、
きちんと音楽化されているところである。
したがって、先日彼らが出演した
ARABAKI ROCK FEST.のライヴに関しても
「あれはワースト・アクトだった」などと
平然と言ってしまえるのであろう。

個人的に好きな楽曲である「黒いたまご」も
聴くことができたし、
彼らのカオス的状況としてのライヴを今後も観ていきたい。

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↑アストロホールの入り口に貼ってあった神聖かまってちゃんのポスター。

2010.05.14
 
ミュージカル・黒執事
 

昨日はミュージカル「黒執事-千の魂と堕ちた死神-」を
視察した@赤坂ACTシアター。

御存知のように、枢やなさんが描いたコミックからスタートした
「黒執事」はアニメ化され、09年は5月には舞台化された。
この流れはマンガ「テニスの王子様」と同じで、
僕が“テニプリ”を好きだということを知っていた
舞台関係者が、声をかけてくれたのだ。

今回のミュージカル「黒執事」は、昨年の舞台よりも
ミュージカル度を高めた、つまり歌うシーンを多くした
らしいが、僕はダンスのシーンに努力と結束力を感じた。
したがって、オペラ&ダンスの場面を堪能したのだった。

(余談)

ミュージカル「テニスの王子様」の通称は“テニミュ”。

となると、ミュージカル「黒執事」の通称は“黒ミュ”?
それとも“黒執ミュ”?

わからん(笑)。

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↑Gファンタジー・コミックス「黒執事」〜第5巻の表紙。

2010.05.08
 
Lv.25の貪欲
 

昨日は中川翔子さんの“Prism Tour 2010”を視察した
@水道橋・JCBホール。

アニソンのカヴァーとオリジナル楽曲がまったく違和感なく
セットリストに溶け込んでいたばかりでなく、
単なる“2次元萌え”を越えて、
セットリストとパフォーマンスが一種の
“時代に対するメッセージ”にまで煎じ詰められていた。
そこが彼女の“シンガーとしての力”だと思う。

誕生日ライヴだったゆえ、終演後の中川さんと
「Lv.25(25歳)の貪欲、おめでとうございます!」
と握手をした。

100506.jpg
↑中川翔子の最新Sg「RAY OF LIGHT」。

2010.05.06
 
冷却スプレー
 

黄金週間ド真ん中の今時分から野外フェスやイヴェントが
催されていくわけだが、寒い時と暑い時の
どちらに気を付けねばならないか?と言えば、
間違いなく暑い時だと思う。

早い話、寒い時にはダウンでも何でも着込めばよい。しかし、
暑い時だと限界がある。逃げ込む日影がない場所もある。

そうした際に、すばやく身体を冷やしてくれるのが
冷却スプレー。もともとテニスの練習後などに
使用していたのだけれど、
最近はもっぱら“音楽部門”で使っている。
冷やすべき場所は、首の後ろや腿のつけ根などだ。

100501.jpg
↑スポーツ・ウェアなども作っているSports Authority社の
コールド・スプレー。

2010.05.01
 
即上げ
 

今日は、というかさっきまでflumpoolのライヴを観ていた
@渋谷C.C.Lemonホール。

そしてライヴ・ルポは即上げで締切りは明日なのだが、
僕は徹夜で全部書いてしまえるほど直対応できないし、
体力もないので、「今日のライヴをどんな視点で書くか?」
が決まれば、即眠る(笑)。


flumpoolは、とてもいい意味で
“ギリギリな”ライヴをしていた。

100429.jpg
↑昨年のツアー“Unclose”を収めた最新DVD作品。

2010.04.29
 
WORLD
 

昨夜は、清竜人(きよしりゅうじん)さんのライヴを視察した
@渋谷クワトロ。

ミディアムからミディアム・スロウ楽曲を
得意とするのだと思っていたが、
バックを務めるメンバーたちのスキルの高さも加わり、
16ビートを含む“ハネ系楽曲”が耳に残った。
暗転したステージでチューニングをしている姿が、
何やら懐かしくもあり、
“歌を届けようとする”静かなる意志を感じた。

100422.jpg
↑清竜人の2nd Ab『WORLD』。

2010.04.22
 
迷子to MYSELF
 

今日は名古屋出身のバンド:Hundred Percent Freeの
ライヴを観に行った@原宿。

KDDIデザイニング・スタジオのイヴェント・スペースは、
アコースティック編成などには向いているが、
フルに音を出すバンドには、音が濁ってしまうため
少し不利なところがある。

しかし、Hundred Percent Freeは各人の音を
かなり絞って出し、その結果、バンドの言わば“素面”が
よく見えた。場数を踏んでいることが、
パフォーマンスから伺い知ることができた。
そして思った通り「迷子to MYSELF」は、
ライヴ映えするいい曲だった。

100418.jpg
↑Hundred Percent Freeの最新作品「迷子to MYSELF」
のジャケット。

2010.04.18
 
他人事の様な虹
 

昨日はBUMP OF CHICKENのサプライズ・ライヴを視察した
@六本木ヒルズ・アリーナ。

時おり桜の花びらが舞い散る中で新曲の「HAPPY」他を
聴けたのは、なかなかに格別な体験だった。

本日のブログ・タイトルは「HAPPY」のリリック一節から。

♪優しい言葉の雨は乾く 他人事(ひとごと)の様な
虹が架かる〜という一節は、ある種の苦味を伴って響く。
それは♪Happy birthdayと歌われる
1回目のHappy〜と2回目のHappy〜で当てられるコードが
違っていることか来る“響き”に呼応している。

冷たく優しい春風のようだな…と思いながら、聴いた。

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↑4/14リリースのBUMP OF CHICKENの
新曲「HAPPY」のジャケット。

2010.04.11
 
Kanayan Tour
 

昨夜は、西野カナさんのライヴ
「DOCOMO”ガンバレ受験生’09-‘10”presents
<Kanayan Tour 2010~Spring~>」を視察した
@渋谷 O-EAST。

ファルセットになっていい音域でさえも実音で歌う
「失恋モード」が、耳に刻印されるように響いた。
ビミョーに地味なDJ(←失礼)といい、
基本じっと歌を聴くオーディエンスにも好感が持てた。

終演後、西野さんに
「歌のレッスン、けっこうやってるでしょ?」と聞いたら、
彼女は「エヘヘ」と照れ笑いをしていた。

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↑昨日も歌われた西野カナ「もっと・・・」のジャケット。

2010.04.03
 
扇風機
 

昨夜は、北海道・稚内出身の4人組バンド:Galileo Galileiの
ライヴ『アメラブの逆襲〜東京侵略編〜』を視察した
@代官山UNIT。

初のワンマンということで緊張していたとは思うが、
すでに彼らの音楽を熱心に聴いているとおぼしきファンたちの
暖かさが、ライヴハウスに充満していた。

「今までワンマン・ライヴというものを
体験したことがないので、果たして今日のライヴが
ワンマンにふさわしいものかどうかわからない」
という尾崎雄貴さん(Vo&G)のMCが新鮮だった。


個人的にはチョーキングから楽曲が始まる「扇風機」が
耳に残った。

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↑Galileo Galileiの最新作品「ハマナスの花」。

2010.03.31
 
神の生ラップ
 

昨夜は冷たい雨の降る中、イヴェント「銀魂 春祭り2010(仮)」
を観に行った@両国国技館。

PragueやQwai、DOESといったバンドのライヴと共に、
アニメ「銀魂」を支えている声優陣の生アフレコを、
とくと視察してきた。

声優界では“神的存在”と言われる石田彰さんが
「銀魂」で演じているキャラが“桂小太郎”。

その桂がアニメ内で歌う「攘夷がJOY」を、石田さんが、
なんと生ラップするのを聴くことができた。石田さんは
キャラソンなどのCDを出さない主義を通しているゆえ、
貴重な場面だった。銀魂映像とシンクロした
Qwaiの「サヨナラの空」もなかなか感動的で、
アニメ・ファンとの橋が架かってくれればいいなと思った。

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↑会場に貼ってあった
「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」のポスター。

2010.03.26
 
アンジェリーナ30
 

昨夜は、佐野元春さんのデビュー30周年の記念ライヴ
&会見を視察した@リキッドルーム恵比寿。

デビュー作「アンジェリーナ」も3
0年の歴史を刻んだのである。
30年前「ビートと日本語の関係」は
開拓すべき重要な課題であり、「アンジェリーナ」が示した
“言葉がビートを加速させていく感覚”は、
当時の僕にとってもひとつの“光明”になり得ていた。

昨夜の佐野さんは、プレイヤーたちの出す音を
時に注意深く、時に楽しみながら受け止め、
独特の「歌ビート」を作り出すように歌っていた。


30周年、おめでとうございます。

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↑1980年4月にリリースされた佐野元春の1st Ab
『BACK TO THE STREET』。

2010.03.19
 
君にサヨナラを
 

昨日も深夜まで複数の取材があったのだけれど、
夜には日本武道館に足を運んだ。

桑田佳祐さんの「音楽寅さんDVD発売記念!
〜DVD未収録映像炎上!これぞ蔵出し“巨大上映会”
@武道館〜」を観るために、である。

未収録映像はザ・ビートルズやジミ・ヘンドリクスの曲が
多かったが、後半の桑田さんのライヴは、セットリストも
“かなりレアに絞ったもの”で、うならされた。
「音楽寅さん」で掘り起こした桑田さんの“素地”が、
今年のソロ活動にどう作用するのか?楽しみにしたい。

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↑ライヴで聴くたびに“暖かみ”と“わびさび感”が増す
桑田さんのシングル曲「君にサヨナラを」。

2010.03.14
 
友だちを殺してまで。
 

昨夜は“神聖かまってちゃん”のライヴを
渋谷のO-EASTにて視察。

思いっきり楽器を演奏し、まとまることを拒否し、
何度でもやり直しをする姿勢が強烈だった。

また観に行きたい。

100312.jpg
↑彼らの最新アルバム『友だちを殺してまで。』。

2010.03.12
 
初日の4人
 

昨日はflumpoolのツアー“What’s flumpool!?
Love&Piiiiss Kids Show!!”の初日を視察した
@埼玉・三郷市文化会館。


46公演がセットされている1st stageだったので、
彼ら自身も緊張していただろうが、
だからこその4人の個性が演奏と立ち居振る舞いから
伝わってきて、興味深かった。


終演後の4人は「イッパイイッパイでした」という
阪井一生氏のコメントに象徴されるようだったけれども、
これから長いツアーで、4人の個性が
これまでにない見え方をしてくると思う。
また少し時間を空けて、視察してみたい。

100306.jpg
↑flumpoolのアルバム『What’s flumpool!?』。シングル
ではないアルバム収録曲が、ライヴでも“聴きもの”です。

2010.03.06
 
Ain’t No Magic
 

昨夜は、B’z LIVE-GYM 2010“Ain’t No Magic”を
視察した@東京ド−ム。
今回のツアー、僕は3公演観ることができたが、
“新たな役目”を担っているかのような楽曲があり、
観ながらも観終わってからもいろいろと考えるのが
楽しいものであった。


終演後の松本孝弘さんは
演奏を出し切った物腰の優しい感じに、
稲葉浩志さんは“まだやれますよ”的な感じに
(僕の目には)映った。

ベースのバリー・スパークスさんと
もっと話がしたかったのだけれど、
残念ながらTime outとなってしまった。

100305.jpg
↑持ち味を磨いて“新味”に変えたB’zの最新アルバム
『MAGIC』。

2010.03.05
 
鏡に映る過去
 

昨夜はQwai(クワイ)のライヴ“An Invisible Library〜
Qwai単独公演”を視察した@下北沢SHELTER。

彼らに最初に取材したのは1年半ほど前だったが、
その時に聴いていた曲が“別の思い出”を連れて来る楽曲に
成長していて一驚した。
彼らの曲は、過去=思い出を映し出す鏡にも似たものであり、
“鏡に映し出すたびに”その過去は別の過去と結節し、
曲を聴く以前とは異なる過去を表出させる。
メジャー・デビューにふさわしい
“ひとつ実を結んだライヴ”だった。

100303.jpg
↑Qwaiの最新シングル「サヨナラの空〜銀魂盤」。
“巨大犬・定春”がカワユス!

2010.03.03
 
Left Hand
 

昨夜は、シンガー=ソングライターの染谷俊さんのライヴを
視察した@代官山UNIT。

2月22日が誕生日の染谷さんにとって、
今年、平成22年の誕生日は2が2つ加わる特別な日。
2夜連続の公演だったため、
少し声がかすれていた彼だったけれど、
かすれた声と流麗なピアノは相反することはなく、
むしろその合致こそが染谷俊がピアノを弾いて歌うサマの
価値だろうと思った。

昨年は清木場俊介さんのツアーにキーボーディストとして
参加した染谷さんだが、
バッキングすることと自分で弾いて歌うことの境界線を
見つけてきたかのような染谷さんは、
まさにシンガー=ソングライターであることを
歌とピアノで聴かせてくれた。

100223.jpg
↑染谷俊の最新アルバム『Left Hand』。
基本、ピアノの弾き語りアルバムですが、
もう1枚(同時発売)の『Right Hand』は
リズム隊も加えた音源集です。

2010.02.23
 
全シングル曲
 

昨日はORANGE RANGEの
“カーニバル〜春の祭典スペシャル”を観に行った
@さいたまスーパーアリーナ。

「シングル曲を全部やる!」という主旨だったので、最低でも
21曲。それ以外の楽曲をどれくらいプラスするのか?
が注目ポイントだったが、
終わってみれば3時間、34曲も演ってくれた。


個人的にはシングル曲ではない「papa」が、
現在のORANGE RANGEにも通じるダブ的に
アレンジされていて、うならされた。


終演後YOHさんは「疲れたー」と言っていたが、
その顔は満足気だった。


100221.jpg
↑06年3月に発表したphoto&interview集
「BLOOD ORANGE」(ソニー・マガジンズ刊)。

僕はライターの大庭利恵さんと共にインタヴュー部分を
担当しました。

2010.02.21
 
ABINGDON ROAD
 

昨日は、ツアーをスタートさせたabingdon boys schoolの
ライヴを観に行った@お台場・Zepp Tokyo。

まだツアーが続くため、詳しいことは控えるが、
サウンドもセットリストもすべて“塊(かたまり)”
といった感じで、ものすごい放熱感だった。

しかし、よく聴くとメンバー4人とサポート2人の音がどのように
融合するのか? その瞬間がわかってくるところもあり、
実に興味深いライヴだった。
特に僕はギターリストが好きなので、
SUNAOさんと柴崎浩さんのギターがどのように絡まるかに、
現在のabingdon boys schoolの状態を聴き取ることが
できる。今は“アブラがのっている”と感じられる。

100210.jpg
↑最新2ndアルバム『ABINGDON ROAD』。
インナーのphotoもキュートです。

2010.02.10
 
Light Infection
 

一昨日、渋谷のO-NESTで3人組バンドPrague(プラハ)の
ライヴを視察した。

硬質な、それでいてマシーンライクではない、
リズミック・グルーヴが特徴的な
バンドの生音を聴いたのである。ベースとドラムスが作る
滑走路の上をギター・カッティングが飛翔していき、
意識の深いところに至ろうとするあまりに熱くなってしまう
ヴォーカルは、なかなか聴き応えがあった。

100121.jpg
↑Pragueの最新シングル「Light Infection」。
アニメ「銀魂」のオープニング曲としても、
合っていると思います。「銀魂」、けっこう好きなもので…。

2010.01.21
 
遙か十年祭
 

昨日はゲーム『遙かなる時空の中で』発売10周年記念
イヴェント“遙か十年祭”を観に行った@日本武道館。
2日目の今日は“八葉(はちよう)”が全員揃うので、
そちらは人気が高かろうと読んで、
カルト好みの僕としては(笑)昨日の視察と相成った。


基本的に舞台を平安時代に設定してきた“遙かシリーズ”は、
音楽も古風なタッチのものが多く、
たいまつのかがり火と共に古風な音楽が鳴り響くと、
これまで100回以上は足を運んできた日本武道館が、
いつもとはだいぶ違う空間に見える。

ドラマやライヴ(歌)、トークなどが盛り込まれ、
“遙か”をやってきた思い出を蘇らせることができた。

言うまでもなく、
歴史とは“残ってきたもの”の集積であるけれども、
では“残ってこなかったもの”は歴史にはなり得ないのか?
という問いを投げ掛けてくれたのは
“遙か(特に「3」)”だった。


史実とはいったい何だ?などということを、
梶原景時と熊野別当のデュエット曲
「煌めきの月〜振り付けあり」を聴きながら考えていた(笑)。

100117.jpg
↑昨夜の武道館の入り口。

2010.01.17
 
BondS〜絆〜
 

昨夜は、AN CAFE(アンティック-珈琲店-)の初となる
日本武道館ライヴを観た。間違いなく日本全国から集まった
ファンたちでいっぱいになった武道館。アンカフェの表現する
“原宿ダンスロック”の親しみやすさと奥の深さを堪能した。

アンコールでプレイされた「BondS〜絆〜」は、
バンドとオーディエンスの
全力の“固い結び目”を聴くことができた。


6年間の活動に句読点を打った彼らは、
昨日のライヴを最後に活動休止をする。

100105.jpg
↑昨夜の日本武道館1F正面入口。
「熱」と「切なさ」の両方がありました。

2010.01.05
 
LET ME BE
 

賀正。

皆様、よいお年を迎えられましたか?


昨夜は、GLAYのカウントダウン・ライヴを視察した
@千葉・幕張。


前日、30日のTERUさんの声・不調があったため

「ひょっとして“LET ME BE”の替わりに“おまえと供にある”を
リーダー(TAKURO)さんが歌うのでは?」と思ったのだが、

不屈の精神力で(TERUさんの歌う)「LET ME BE」は、
魂の歌に昇華し、客席からは18000人の嗚咽が聞こえた。


終演後、リーダーは“リーダーとしての達成感”に
満ちた顔をしていた。

リーダー、「“おまえと”は…?」(←はい、うるさい!)。

100101.jpg
↑スタッフにいただいたGLAY“使い捨てカイロ”。

リーダーのイラストが◎(笑)。

2010.01.01
 
ベルカント
 

昨日は“天使のララpresents 藤澤ノリマサ コンサート
「Premium Night」”を視察した@渋谷・PARCO劇場。


Quartettoとピアノが基本演奏ユニットとなって、
丁寧でアットホームな音空間を堪能することができた。

藤澤さんのベルカント(オペラ唱法)による胸音
=実音ヴィブラートも至近距離で受容。
“カンツォーネ・メドレー”も聴くことができたし、
ある意味でとてもクリスマスらしい夜だった。

091225.jpg
↑藤澤ノリマサの最新Ab『アパッショナート〜情熱の歌〜』。

2009.12.25
 
7月から
 

昨夜は、7月からスタートした倉木麻衣さんのツアー、
その最終日を視察した@有楽町・国際フォーラム。

ファルセットとヴィブラートが集中融合する
「The Rose-melody in the sky」を聴いただけでも、
今回のツアーの日々に傾けてきた
彼女の思いの丈がわかろうというもの。
「きちんとした節目は、次につながる」ことを強く感じた。

節目というものは、ひとつピリオドが打たれるため
(そこからの終息感を想起して)嫌がる人も多いけれど、
事態は逆だと思う。

活き活きと繰り返すために、節目は必要なのである。

091222.jpg
↑国際フォーラム界隈で見たChristmas的光景。

2009.12.22
 
LOVE one. X’mas
 

昨日は、西野カナさんのライヴ
「メイベリンニューヨークpresents『LOVE one. X’mas』」
を観に行った@恵比寿・ガーデンホール。

4月にclub asiaで観た時よりも、
ファルセット(裏声)が自在になっていてビックリした。
実声から裏声になる“ポイント”がわからず、つまり、
まだ実声で歌えるところから“曲に合わせて”裏声を出せる。
それも“あるメロディのパート”ではなく、一音ずつ出せる。
一音ずつ実声→裏声、裏声→実声を
速い展開で出していけるのだ。


会場ロビーにあったシンディ・ローパーさんからの
激励メッセージも、
伊達ではないことがわかる“成長のライヴ”だった。


(付記)

“三重弁”MCの可愛らしさも、
彼女の特色になってきたと思う。

091213.jpg
↑会場ロビーに貼られた西野さんのポスターと、
ローパーさんからのメッセージ。

2009.12.13
 
♪土砂降り〜
 

昨日は、冷たく強い雨が降る九段下から坂をのぼって、
GLAYのライヴを視察した@日本武道館。
本日のブログ・タイトルは、
彼らの名曲「ROCK’N’ROLL SWINDLE」の一節より。


新旧の楽曲がかなり練られて配置されたセットリストで、
“GLAYが今、歌うべきこと”を彼ら自身も探しているような、
そんな印象を受けた。

個人的にはTAKUROさんヴォーカルの「おまえと供にある」が
聴きたかったのだが、リーダーは歌ってくれなかった。

“カウントダウン・ライヴ”では歌ってくれるかな?
(←淡い期待)。

091212.jpg
↑何気に豪華な昨夜のチケット。

2009.12.12
 
帰れない二人
 

昨日は、井上陽水さんの40周年記念ライヴ@日本武道館を
観に行った。

忌野清志郎さんと共作した「帰れない二人」を
2本のアコースティック・ギター、それとピアノだけで
陽水さんは歌った。

筆舌に尽くしがたい歌唱力は言うに及ばず、
そのメロディや楽曲構造から、
陽水さんと清志郎さんを結びつけていたものは
ザ・ビートルズだったんだなと、思った。


聴いているうちに、不覚にも涙がこぼれました。

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↑井上陽水、不朽の名作『氷の世界』('73年発表)。
「帰れない二人」も収められています。

2009.12.05
 
映画音楽寅さん
 

昨夜は、桑田佳祐さんのAct Against Aidsライヴを視察した
@パシフィコ横浜国立大ホール。

今年は“映画音楽寅さん チャラン・ポランスキー 監督・
脚本・主演「男はしたいよ」”ということで、
映画主題歌の名曲をたくさん聴くことができた。

桑田さんの身体の中に入っている音楽を開示し共有を願う
AAAライヴは、例えば読んできた本や聴いてきたレコード、
観てきた映画を、その人の言葉で紹介してもらうような
何とも言えぬ親しみと温かさがあり、
僕は全17回すべて観てきた。


つまりは“伝承・継承の心”を感じるのである。


(付記)

昨夜は僕の席の近くに
松田弘さんと野沢“毛ガニ”秀行さんもおり、
ご挨拶できて嬉しかった。


091201.jpg
↑パシフィコ横浜周辺のイルミネーション。

2009.12.01
 
南からやってきました
 

昨夜はORANGE RANGEのライヴを視察した
@東京国際フォーラム。

最新作『world world world』で“変化の時”を
きちんと提示した彼らが、
そのことを“古い楽曲も込みで”体現しているライヴは、
非常に見応えがあった。

僕は「南からやってきましたORANGE RANGEです!」という
彼らのMCが好きだ。沖縄出身ゆえ当たり前のことなのだが、
それでも出発点をいつも明らかにすることで、
彼らの素性と変化の度合いがすぐにわかる。


彼らは、全力で変化を遂行していた。

が、楽屋近くでリーダー(NAOTOさん)は、
「今日、自分でやった“地デジ”の話はスベった」と
悔やんでおりました(笑)。

091128.jpg
↑ORANGE RANGEの最新Ab『world world world』。
“白血球と赤血球のこと”を歌った楽曲のダブ処理が、
こんなにも似合う日本のバンドは
ORANGE RANGE以外にはいないと思います。

2009.11.28
 
3番手
 

昨日は、4人組のバンドSUPER BEAVERのライヴを
観に行った@リキッドルーム恵比寿。

6つバンドが出演するイヴェントの、
SUPER BEAVERは3番手のステージだったのだが、
折り返し地点のオーディエンスの“中だるみ”を
選曲で巧く回避していた。

こうした出番の時、スピード・チューンばかり演ると、
オーディエンスはノッてこないと思う。逆にミディアム楽曲を
丁寧に演って、観客の耳に残した方がいい。
SUPER BEAVERは、そのことに気づいていたようだった。

091122.jpg
↑SUPER BEAVERの最新Sg「シアワセ」。
昨夜のライヴでも説得力を放っていました。

2009.11.22
 
素の色
 

昨夜は、高橋直純さんの自身最長となった全国ツアーの
最終公演を視察した@赤坂BLITZ。


アルバム『ColorS』が元になったツアーだったゆえ、
新旧の楽曲がどのように“発色するか?”が
ポイントとなったわけだが、
2本のアコースティック・ギターとアコーディオンで歌われた
「未来のキャンバス」は、
演奏もヴォーカルも“増幅いっさいなし!”だった。

赤坂BLITZという大きいライヴハウスで、
歌も演奏も増幅ゼロ! な空間は初めて体験した。それは
“素の色”とも形容できるもので、 「素の色とは何か?」
といえば、“無色透明という色”なのだと思った。

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↑今年7月リリースだった『ColorS』のジャケット。
昨夜でアルバム・コンセプトは完結しましたが、
またいつか“延長コンセプト”が出てくるかもしれません。

2009.11.14
 
Happy Halloween
 

昨日は、倉木麻衣さんの自身初となる
ハロウィン・スペシャルライヴ@日本武道館を観に行った。
相当な準備と熱意があったことを感じさせる
セットとパフォーマンスだった。
気づくと、口がぽかんと開いている自分がいた(笑)。


091101.jpg
↑武道館の敷地内に作られたHalloween area。

2009.11.01
 
初・武道館
 

昨日は、中川翔子さんの自身初となる
日本武道館公演を視察した。その前日は、
flumpoolにとって初めての武道館ライヴを観たゆえ、
“初・武道館”が2日続いたことになる。


当然のこと、flumpoolと中川さんでは
ステージセットが違うため、一度撤去してから組み上げる
という作業を“リミット半日”でおこなわなければならない。
ステージを組み上げる人たちの
熱意と技術に改めて感服した2日間だった。

091025.jpg
↑中川翔子の最新シングル「ありがとうの笑顔」のジャケット。
ちなみに武道館の客席では、彼女もMCしていたように
“男子の涼宮ハルヒ”コスプレが目立っていました。

2009.10.25
 
a.b.s
 

19日からabingdon boys schoolは
リキッドルーム@恵比寿で、ライヴ7公演をおこなっている。
僕は初日に視察したが
「a.b.s(エービーエス)だけに、ここ(恵比寿)でやりたかった」
と、西川貴教さんは駄ジャレを暴発させていた(笑)。
そして、汗だくのオーディエンスがいた。

091023.jpg
↑僕はまだINAZUMA ROCK FESの余韻を引きずっており…
(ダメじゃん!)その時のphotoを。
琵琶湖を挟んで対岸は「比叡山」です。美しい。

2009.10.23
 
ツアー・ラスト
 

昨日は、シドのTOUR 2009 hikariの最終公演を視察した
@国立代々木競技場。
マオさんが「今日のライヴはみんなに助けられました」
とMCしたが、尻上がりによくなっていくライヴだった。
テンションと演奏力が今一つ合致しない時は、
集中力をフツー以上に必要とされる楽曲を
丁寧に演ってみることが肝要で、その意味で、
昨夜は「日傘」がそれにふさわしいナンバーになった。
「日傘」の“楽曲引力”は出色だった。


終演後の楽屋で、明希さんは
「しばらくベース弾きたくないくらい」と言って、笑っていた。

2010年は、再びライヴハウス・ツアーを敢行するシド。
原点に立ち返ることで見えてくるであろう、
さらなる高みに期待したい。

091013.jpg
↑11月11日releaseのニューシングル「one way」の
初回限定盤Bのジャケット。
この曲には「青」が似合うと思います。

2009.10.13
 
僕が君を知ってる
 

昨夜は仲井戸“CHABO”麗市さんのライヴを観に行った
@SHIBUYA-AX。

ギター1本でRCサクセションの曲を歌うという主旨、
RCの名曲「君が僕を知ってる」を、言わばCHABOさんから
忌野清志郎さんへの返礼に替えて“僕が君を知ってる”と
名付けられたライヴだった。


「よォーこそ」からスタートした本編は、
途中ポエトリィ・リーディングを含みながら「夏の口笛」まで
およそ2時間半。

アンコール最終楽曲「夜の散歩をしないかね」
+清志郎さんに向けた手紙の朗読とVTRでおよそ1時間。
濃密に、たゆたう3時間半だった。


清志郎さんが、「っ=小さな“つ”」を強調する“撥音強調唱法”
によって圧巻のビート感を楽曲に封入したのに対し、
傍らでギターを弾いていたCHABOさんが自分で歌う時には
「ぁ=小さな“あ”」をフレーズの前に
“音にせず入れる”ことで、独自のビート感を出した。


昨夜はそのどちらでもない、あるいはどちらも取り入れ
昇華された歌い方で表現された。
魂(soul)を感じたことは、言うまでもない。


091012.jpg
↑RCサクセション、初期のアルバム『楽しい夕に』。昨夜は
この中から「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」が歌われました。

2009.10.12
 
INAZUMA ROCK FES
 

9月19日と20日、西川貴教さんが中心となって実現した
滋賀県初のロックフェス〜イナズマ・ロック・フェス〜を
視察した。

ふるさと観光大使となり、大嫌いだった街に
夢をあきらめなかった音楽で恩返しをした西川さん。

烏丸半島の琵琶湖博物館となりの芝生地という、絶好の
ロケーションに、彼と彼の友人たちが、音楽の花を咲かせた。

故郷という必然性と意味のしっかりとあるフェスは、
通常の「お祭り」とは違う感動を呼び起こす。

「僕も滋賀が好きでよかった」…そう思えるフェスだった。

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↑会場の美しい夕景。
これが観られただけでも、来た甲斐があったというものです。

2009.09.20
 
3形態
 

昨日はAM文化放送・サテライトプラス・ライヴに
Everly(エヴァリー)を観に行った。

彼らはライヴの時に3つのスタイルを持っていると聞いた。
2violins、1cello、1clarinetの(4人)編成が
クラ シック・スタイル。
2guitars、1bass、1drumsが
バンド=ロックスタイル。
そして1violin、1clarinet(あるいはbass)、1piano、
1percussion(あるいはcello)が、
その中間=ミックス・スタイルである。

昨日はミックス・スタイルで登場。
「トルコ行進曲」から“情熱大陸”のテーマ曲、そして
オリジナル楽曲まで、実に多彩な選曲で楽しませてくれた。

バンド=ロックスタイルではどうなのだろう?
「トランスフォーマー」ではないけれど、“形態=楽器編成”を
変えられるバンドというのが、僕の注目点である。

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↑Everlyのシングル
「カノン〜地球に優しい循環〜/別れの曲」のジャケット。

2009.09.12
 
初日
 

昨夜は、AN CAFE(アンティック-珈琲店-)の
ライヴハウスツアーの初日を視察した@クラブチッタ川崎。

活動休止発表をしてから初めてのライヴだった。

気負った部分とそれへの照れ隠しもありつつ、
およそ4カ月前のライヴの演奏力から、
また数段上がっていた。

「若いってスゴい」…くだらない感想だが、
ヲヤジとしては率直にそう思ったのであった。

090911.jpg
↑クラブチッタ川崎の正面ネオン。

2009.09.11
 
フェスの余波
 

夏フェスの多くが終わり、「楽しかったなー」と思いながら
日常に戻っている人は多いだろう。

自分の好きなミュージシャンの奏でる音楽を、
フェスの現場で体験してより好きになるのもアリだが、
それだと“単独ライヴ”と大して変わらない。

むしろさほど注目していなかったミュージシャンの音楽を、
フェスで体験して耳が惹かれたのなら、その音楽を
“自分の側に引き付けて”聴き込んでいくことこそ
リスナーらしいフェスの余波だと思う。

個人的にSUMMER SONIC 09のBEACH STAGEで受容した
NATTY(ナッティ)のオーガニック・レゲエが耳から離れず、
3週間経った今でも時間が空いた時などに聴いている。

ノース・ロンドン出身のNATTYは、その名前をボブ・マーリィの
名作『ナッティ・ドレッド』から取っていることから、
生粋のレゲエ・パフォーマーととらえていたのだが、
ライヴではもっと“アフリカン”な感触があった。

簡潔なグルーヴとヒネったメッセージを聴きながら、
今夏の熱が引いていくのがわかる。

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↑NATTYのアルバム『Man Like I』。

2009.08.27
 
HOTEL GLAY
 

土曜日&日曜日と、GLAYの15周年スペシャル・ライヴ
“GREAT VACATION”を視察した@横浜・日産スタジアム。

コンセプトが“HOTEL GLAY”であることは知っていたが、
まさか総支配人がリーダー(TAKUROさん)だとは
思わなかった。

昨日の「I’m in Love」の途中でリーダーは涙を見せたので、
終演後に意地悪にもツッコミを入れてみた。
「総支配人はお客様を泣かすのが仕事であって、
自ら泣いちゃマズイんじゃないの?」と。

すると「ある意味、あれ(=涙)は、シナリオ通りだよ」と
負けん気の強いところを見せていた(笑)。

しかし、意地悪なツッコミを入れる僕から見ても、
総支配人の涙は、実に感動的だった。

090817.jpg
↑日産スタジアムは2日間とも天候に恵まれました。
おめでとう、GLAY!

2009.08.17
 
砂浜
 

フェスが海の近くでおこなわれる場合、
砂浜にステージが設置されることがあったりする。

砂浜の近くには松林など防風林があるところが多いゆえ、
その木陰の下に陣取ると、ちょっとしたリゾート気分になる。

さらに、ステージにレゲエ・バンドなどが登場すれば、
申し分ないのである。

090809.jpg
↑幕張でおこなわれた“SUMMER SONIC 2009”の砂浜
〜「BEACH STAGE」の近くにて。
ケータイは、自分のものです(←職務放棄か!?)。

2009.08.09
 
プレス・テント
 

プレスといっても、ズボン・プレスではなく
(↑誰もそんなこと、言ってない!)、
活字媒体、ひいてはマスコミ関係者のことである。

フェスに行くと、プレス用のテントがあり、
当然のこと屋根だけある“半分屋外”だから、
雨が降ると、テントの先から雨粒がポタポタ落ちてきて、
それを見ているだけでも楽しい。

古い知り合いと再会するケースも、少なからずある。
つい話し込んでしまい、観たかったバンドのライヴが
終わっていたなんてことも、あったりする(←ダメじゃん!)。

それもまた、フェスの楽しみ方のひとつだと思う。

090724.jpg
↑ヨーロッパの、とあるミュージアムにあったプレス用建物。
実に居心地が良かったです。

2009.07.24
 
フジッキー10
 

昨夜は、藤木直人さんのライヴ@有楽町・国際フォーラム
を観に行った。
デビュー10周年目の“10 COUNT TOUR”の
最終日から1つ前、
フジッキーにとって36歳最後のステージだった。

セットリストを変更して、初期の頃の楽曲を多く演った。僕は、
1stアルバムの時から、フジッキーの記事を作っていたゆえ、
いろいろなことを思い出しながら、観ていた。聴いていた。

レスポール・ゴールドトップの指盤の上に指を走らせながら
熱唱する彼も、ダンサーたちと踊りや殺陣を披露する彼も、
10年の歳月がもたらしたものだ。

昔日のinterview席上で、
彼はしばしば“ネガティヴ思考”をして、
僕はよく「そんなこと、書けないよ」と、むげに言い放った。

終演後、何年かぶりに話をした。
自嘲気味の笑顔と少しばかりの自信を感じさせる笑顔が、
交錯していた。

「フジッキー、おめでとう」

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↑藤木直人の記念ボックスセット
『HISTORY OF NAOHITO FUJIKI 10TH ANNIVERSARY BOX』。

2009.07.19
 
オマエラノジダイゼ!
 

昨夜は、大阪府出身のバンド:JAPAN-狂撃-SPECIALの
ライヴを視察した@新宿LOFT。

アナーキーや初期のBOφWYといったバンドを研究しながら、
「シーケンスなんて知るか?ヴォケ!」とも言うべき
剥き出しのバンドサウンドに、心が洗われるようだった。

本日のブログ・タイトルは彼らの楽曲「No.1」の一節から。
ライヴで体験すると、
本当にそんな気持ちになれるから不思議だ。

例えば、ヲヤジの僕が「おまえらの時代だぜ!」
と言ったところで、ウザイだけだろうが、
JAPAN-狂撃-SPECIALのような若いバンドが
若いオーディエンスに向かって、このフレーズを吐けば、
かなりの度合いで背中を押されるはずだ。

清々しいパンク・バンドのライヴだった。

090713.jpg
↑JAPAN-狂撃-SPECIALの最新アルバム
『This is なめんなよ』。

2009.07.13
 
Unclose
 

昨日は、flumpoolのツアー“Unclose”2日目を視察した
@渋谷C.C.Lemonホール。

ベースの尼川元気さんが、
ずっと指弾きだったのが、目に焼き付いた。
「ピック弾きの方がいいのに」と思える曲でも、
指弾きにしているのは、何らかのこだわりがあるからだろう。

ライヴ本数が増えれば、もっとこなれてくるに違いない。
今回のツアーは、あと何回か観たいと思った。

090710.jpg
↑flumpoolの最新シングル
「MW〜Dear Mr.&Ms.ピカレスク〜/夏Dive」のジャケット。

2009.07.10
 
桜島、行くぞー!
 

昨夜はGLAYのライヴを視察した@鹿児島市民文化ホール。

近くに見える桜島は、噴煙を上げていた。


そこで出たTERUさんのMCが、本日のブログ・タイトル。

火山活動をあおるのは、ロックなのか!?(笑)。
激しく楽しい3時間だった。

090707.jpg
↑鹿児島で見かけた七夕飾り。

2009.07.07
 
Chance for you
 

昨夜は倉木麻衣さんのライヴを視察した@幕張メッセ。


「夜桜お七」を歌う珍しい彼女の姿を見つつも、
本日のブログ・タイトルの曲を、オーディエンスと合唱するシーンが目に焼き付いた。

この、一緒に歌うシーンこそが、10年の蓄積のもたらしたものだと思った。

090706.jpg
↑倉木麻衣の最新シングル「Beautiful」。

2009.07.06
 
Aizdean
 

昨日は、マレーシア出身のシンガー:Aizdean
(アイズディーン)さんのライヴを観に行った
@文化放送サテライト・プラス。

会場では、うちわも配られ、曇りながら夏気分。
キーボードとアコースティック・ギターをバックに
歌ったアイズディーンさん。

綺麗な高音ヴォイスと共に、低音にも磨きが
かかると、もっと雰囲気を作り出せると思った。

aikoさんの「カブトムシ」をカヴァーしたのが
意外で、しかも、歌い込んでいる感じがして
よかった。

090704.jpg
↑7月7日に配信リリース&会場限定で発売される
CD「I Need You Baby/ONE」のジャケット。
最近は、夏でもオシャレな帽子をかぶる
若者が増えて、帽子派のヲヤジとしては
嬉しいかぎり(笑)。

2009.07.04
 
信玄ロック
 

昨夜は、山梨県甲府市出身のバンド:
Qwai(クワイ)のライヴを観に行った@新宿ACB。

くたびれていて狭い階段を下りていくと、
雑然としたフロアに突き当たる、
この古いライヴハウスが、僕は好きだ。

一貫して“過去”をモチーフにしながら、
まるで運命を書き換えるように激唱&激奏を
繰り広げるこのバンドは、一見、後ろ向きだが、
その楽曲表情が、ほのかに明日を照らす。

Qwaiとは“甲斐(かい)の国”から取られたバンド名。
当然のこと、戦国武将の武田信玄公を想起する。

滅ぼされてしまった武田氏の辿った運命を
胸の中に立ち上げた時、
Qwaiの楽曲は、ある種の無念さを反転させる
ように感じられる。

そのことに、僕は気付きはじめている。

090614.jpg
↑Qwaiの最新ミニアルバム『エンディング』
のジャケット。
(4曲収録 6月24日 release)。
個人的に「懐想電車」がお気に入り。

2009.06.14
 
雨粒とライヴ
 

昨日は、文化放送サテライトプラス・ライヴに
男女2人組:松千(まつせん)を観に行った。

カクテル・ライトに雨粒が浮き立って見える
中でのアコースティック・ライヴだった。

傘をたたんで観る人も、
傘を差したまま足を止めて観る人もいて、
松千の花田千草さんの倍音の多いヴォーカルが、
浸透するモイスチュアのように響いていた。

090606.jpg
↑松千、およそ2年ぶりの最新作『RE-BIRTHDAY』。
雨を見ながら物思いに耽る「灰皿」という
曲が好きです。

2009.06.06
 
o(≧∀≦)o
 

昨日は、AN CAFE(アンティック-珈琲店-)
のライヴに参戦@東京ビッグサイトE1ホール。

北欧から南米までを回ったワールドツアー体験を
身体に叩き込み、タフになった5人を
感じることができた。

デビュー5周年のグランド・フィナーレ
となった昨日のライヴで
5年間の苦闘が詰まった
「ZETSUBOU」を彼らは、披露。
大仰にならず真摯な出来栄えだった。

自分たちのことを“原宿系ダンスロック”と
形容するアンカフェが、期せずして見せる
“ホロッとさせる”場面が、好きである。

(付記)
「LOVE LOVE BEAM」を浴びせる前の
メンバーそれぞれのひと言、
ベースのカノンさんは「俺の美声に酔いな!」
だったので、終演後におせっかいをしました。
「カノンくん、あそこは
“俺様の美声に酔いな!”でしょ。
“サマ”を付けないと!」。
すると、カノンさんは「ああそうかぁ!」と
言って照れていました(笑)。

090518.jpg
↑アンカフェ5周年を図案化したもの。
Scull(ガイコツ)と「5」が掛かっています。
何気にカワユス。

2009.05.18
 
体内リズム
 

昨夜は、山崎まさよしさんの最新ツアー
“Walkin’ in my shoes”の一夜を体験した
@渋谷・NHKホール。

今回のパフォーマンスで耳目を集めるのは、
コーラスとエレクトリック・ギターのハイスキル演奏だろう。

エレキを弾きまくっているゆえ、
まさよしさんがデビュー時から磨いてきている
アコースティック・ギターの巧さが
逆照射されて浮かび上がる。

楽器とはおもしろいものだなと思う。
弾かれた楽器音によって、プレイヤーに
内在する、言わば体内リズムがわかるが、
逆から言えば、
楽器を弾く行為によってその人の外側に
出される前に、体内リズムがどのようなもの
なのか? は、わからないからだ。

僕は、まさよしさんの体内リズムを
とても気持ちよく感じる。

まさに、それが音楽の正体の
大きな魅力のひとつだろうと思う。

090514.jpg
↑3年ぶりのオリジナル・アルバム
『IN MY HOUSE』初回限定盤のジャケット。

2009.05.14
 
I’ve got 感謝 for you.
 

今日は、正午から忌野清志郎さんの本葬=
ロック葬に参列した@青山葬儀所。

進行役は、かつて僕のマネージャーを務めたこともある
Tさんだった。
(すごい大役じゃないか、T!偉いぞ!)。

紅白の横断幕はあるし、バックステージ・パスも
渡されたし、生演奏はあるし、で、
完全にロック・ライヴ葬だった。

場内には、清志郎さんの残した名曲たちが
大音量でPAアウトされ、その中に、
RCサクセション時代の「多摩蘭坂」も流れた。

僕がRCの原稿をよく書いていた頃、
たいがいその内容は、難解なものだったゆえ、
「一度、平易な原稿を書いてみないか?」という
編集者からの提案があった。

そこで、都心からクルマで多摩蘭坂に行く
行き方という、かなり身も蓋もない原稿を書いた。
自分としては逆ギレに近い内容だった。

だが、雑誌が出てから、読者の方より
「ありがとう」というハガキや封書を
たくさんいただいた。

後日、清志郎さんにそのことを話すと
「うん、佐伯くんの文章は直接性がたりない!」
という、実に的を射た意見をもらった(笑)。

以来、直接性とは何か?を考えながら、今日に
至っている。

清志郎さん、本当にありがとうございました。
また何か悩んだら、天国にいる清志郎さんに
質問します。
また、あなたの断定的な意見が聞きたいのです。

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↑場内に発射されたキャノン砲のテープ。

2009.05.09
 
ギザレンジャー
 

昨日は、中川翔子さんの“マジカルツアー2009”
追加公演を除く最終日を観に行った
@水道橋・JCBホール。

基本的にライヴ全体に“DREAMING”という
コンセプトを行き渡らせ、そこに架空の設定である
アイドル性や困難に立ち向かうロック的なるものを
盛り込んでいく。

それを遂行するには、共鳴してくれるオーディエンスが
必要なわけだが、
中川さんは、オーディエンスを
“貪欲戦隊ギザレンジャー”と呼び、大いなる
仲間として感謝していた。

終演後、彼女の口からは「いっぱいいっぱいで
同じこと何度も言ってしまってスミマセン!」
という発言が出ていたけれど、
“SHOKO WORLD”は、確実に固まっている
と思った。

(付記)
それと、しょこたんのライヴほど、
幅広いコスプレイヤーが集う場所もないと
思われます。
男子のコスプレイヤーも多いです。
昨日は“河村隆&不二周助ペア@テニプリ”を
見かけました(笑)。

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↑中川翔子のニューSg「涙の種、笑顔の花」。
ライヴでは音源よりもかなり熱い曲になっていました。

2009.05.07
 
覚悟=物語
 

昨夜は、中島美嘉さんのライヴを視察した
@東京国際フォーラム。

客電が落ちるなり、場内に紫と黄色のサイリウムが光る。
何でも今回のツアー「TRUST OUR VIOCE」のテーマは
“紫と黄”“シンメトリー”それに“タトゥ”だそうだ。

友人のギターリスト:土屋公平さんの得意とする
ヘヴィなファンクナンバーも
徐々にモノにしていっている中島さんがいた。

本日の日記タイトルは、中島さんのMCから。
「傷跡やアザを見ると、その時にその人がした
覚悟を感じることができる。
それは、その人にとっての物語だと思う」という
MCに少なからず感動したからだ。

彼女らしい素敵なメッセージだと思った。

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↑ニューシングル「Over Load」
少し初期の感じもする楽曲です。

2009.04.30
 
カッコつけたくても
 

昨日は、再始動をした氣志團のGIGを
観に行った@九段下・日本武道館。

アリーナには、ムーヴィング・フロアになっている
センターステージが作られた。
隠すものも隠れるところもない。

3年間は、彼らに精悍さと
(演奏&ダンスの)キレを与えていた。

本日の日記タイトルは、團長(綾小路翔さん)の
MCから。

正しくは「俺たちはカッコつけたくても
カッコつかないんだよ」だった。

しかし、そういう氣志團に本当のカッコよさは、ある。

グッと胸を押し上げる熱いGIGだった。

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↑名曲が詰まった氣志團のmajor 1st Ab
『1/6 LONELY NIGHT』。
昨日のGIGを受けて、今一度熟聴したいです。

2009.04.26
 
RESONANCE VOL.2
 

昨夜は、GLAYのメンバー・プロデュース
ライヴ〜最後の大物(笑)HISASHIさんの
ライヴ“RESONANCE VOL.2”を視察した
@ディファ有明。

VOL.1は10年前の99年。
新宿の“CODE”というクラヴにてだった。

ディファ有明には、南北に客席を作り、
中央にステージが設置された。

燭台にシャンデリアと、いかにも
HISASHIさん的な装飾品がしつらえてある。

メンバー6人が六角形の点に当たる場所に
内側を向く形でポジションに着く。

僕の席は北側だったため、
TAKUROさん&せいさん(key)が正面に、
TERUさん&TOSHIさん(ds)は横に、
そしてJIROさん&HISASHIさんは、
完全に背中をこちらに向けて見える。

TOSHIさんが
「いつもはTERUくんの背中にビートを
送っているのに、今日は向き合っている。
それが、すごく緊張する」とMCしたのには
笑ってしまった。

HISASHIさんの作り出すものには、
楽曲にもステージにも「!」があると思った。

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↑10年前にリリースしたGLAYのAb
『rare collective vol.2』。
<DISC2>にはHISASHI楽曲が詰め込まれています。
僕は「GIANT STRONG FAUST SUPER STAR」が
ものすごく好きで、未だにこれをしのぐ“架空キャラ楽曲”は
J-ROCK史上に存在しないと思っています。

2009.04.18
 
OSAKA CRASH NIGHT
 

昨夜は、GLAYのメンバー・プロデュース・ライヴ
〜JIROさん編
“OSAKA CRASH NIGHT!!”を観に行った
@ウェルシティ大阪厚生年金会館。

「JUNK ART」や「Trouble On Monday」など
滅多に聴くことのできない楽曲を選曲したJIROさんは、
言わばGLAYのカルト・ファンでもあるだろう(笑)。

「ペア・チケットをという形にして…
親しい人と一緒に来てくれて、
みんなで15周年を祝ってもらってるような気がする」と
JIROさんはMCした。

終演後、彼がFM802(大阪のFM局)で
パーソナリティをしている番組
“BUGGY CRASH NIGHT”の制作スタッフとも
食事ができ、有意義な夜だった。

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↑昨夜のチケットの一部分。

2009.04.16
 
おら〜男!
 

昨夜は、GLAYのメンバー・プロデュース・
ライヴ〜TERUさん編
“BOYS ONLY NIGHT”通称“男ナイト”を
視察した@新木場・STUDIO COAST。

7年前の“男ナイト”は、今で言うところの
草食系男子が多かったように記憶しているが、
今回は怒号のような歓声渦巻く、
いつものGLAYライヴとはまったく違う
異空間であった。

本日の日記タイトルは、TERUさんのMCより。

「きっとGLAYの楽曲によって、男子たちが
7年前からたくましくなったんだよ」と
終演後TAKUROさんに言うと、
「そうだったら、すごいことだよね。
音楽が人を変えたんだものね」とTAKUROさんは
自身でも感動していた。

シドの明希さんもライヴと終演後のバーベキューに
参加しており、GLAYのメンバーと談笑していた。

僕は明希さんの汗まみれになったTシャツ(ビニール袋入り)
を見せてもらった。
読者プレゼントにしちゃうぞ(笑)。

その後、明希さんは打ち上げ会場内のプールに
飛び込み、それに触発される形でTAKUROさんも
飛び込んだことは言うまでもない。
さすが、リーダー。

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↑2人が飛び込んだプール。
わかりづらいですが…。

2009.04.14
 
サクラサク
 

昨日は、シドのライヴを観に行った
@日比谷野外大音楽堂。
“SID tour2009 サクラサク”の
ファイナル1本前のライヴだった。

久しぶりに彼らのライヴを視察したが、
各楽器で出すリズムの絡ませ方が
上達していて、ライヴがあっという間に
終わってしまった感があった。
マオさんのMCも冴えていたなー。

終演後、Shinjiさんに
「アコースティック・ギターのソロで
リズムを際立たせられるようになったんだね」
と言ったら、彼はすごく照れていた。

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↑シドのNew Sg「嘘」。初回限定Aのジャケ写。
今回の曲も、ある意味でシドの“王道”だと思います。

2009.04.13
 
平成生まれ
 

昨夜は、シンガー西野カナさんの
東名阪クラブサーキットのファイナルを観た
@渋谷・club asia。

ツアータイトルが
『“20th BIRTHDAY”1st Tour』であるから、
何やらキリがよくて晴れがましい。

昭和の半ば生まれの僕としては、
西野さんも尊敬するシンディ・ローパーさんの
ヒット曲「Girls just want to have Fun」をモチーフにした
メドレーに聴き入ってしまった。

WISEさんらも参加した“ラップ入り楽曲”と
寂しさMAXのミディアム・ナンバーとの
対比がおもしろいなと思った。

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↑西野カナの最新シングル
「遠くても feat.WISE」。

2009.04.12
 
“許そうとする”音
 

昨夜は、16年ぶりに再結成したUNICORNの
ライヴを観に行った@横浜アリーナ。

本編ラスト近くでドラマーのシータカ(古田たかし)
さんが登場し、川西幸一さんとTWIN DRUMSを披露した。

シータカさんは、16年前、UNICORNの最後の
ツアーをサポートした。
理由は、昨夜の奥田民生さんのMCを借りるなら、
「川西さんが、バンドを抜けたから。
リーダーなのに…(笑)」だからだ。

最後のツアーの北海道・室蘭市でのこと。
奥田さんと地球岬という、水平線が見えるところに
行って撮影した。

「水平線は地球と同じに曲がってるんだねー」
と言った奥田さんの遠く悲しい目を、
僕はまだ、忘れてはいない。

再び集まって音を出せば、昔のような感覚で、
特にUNICORNのようなバンドは、
ユーモラスな感覚を放出できる。

しかし、“人として許そうとする”音が
ステージから聞こえてくることは明白で、
そこに焦点を当てないと、今回の再結成は
「みんな元気で再び集まれてよかったね」という
当たり前すぎてつまらない結果に堕してしまう。

僕の取材は、ツアーの最後の方…
おそらく来月だろう。

今から、秘かに燃えている。

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↑解散を発表してすぐにリリースされた
『The Very Best of UNICORN』。

2009.04.02
 
滋賀フェス
 

西川貴教さんが、9月19日&20日の2日間、
故郷である滋賀県・琵琶湖畔で“野外音楽フェス”を
おこなうことが発表された。

西川さんとは、折りに触れ“報われない滋賀県”の話を
してきた。
それは特にライヴに関して顕著で、
「なんで、名古屋と京都でライヴをやるのに
その間にある滋賀でやらないの?」と。

05年1月にWHAT’s IN?でおこなった“公開取材”でも
「琵琶湖でライヴするのは、どう?」という話になった。

「T.M.Revolutionのファンは根性入っているから、
ステージを琵琶湖に“向かって”作っても、
オーディエンスは立ち泳ぎしてライヴを体験するよ」
と僕が言ったら、「お客さん、湖に浮いてるのかよ!」
と西川さんは、笑った。

“音楽を故郷に戻すためのフェス”には、とても共感する。
なぜなら、故郷が自分の音楽を育んでくれたところも、
きっとあるはずだろうから…だ。

西川さん、ぜひ頑張って下さい。

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↑abingdon boys schoolの最新シングル「STRENGTH.」。
9月のフェスで、西川さんはT.M.Revolutionとしても
abingdon boys schoolとしても出演予定です。

2009.04.01
 
PATi★Night Episode03
 

昨夜は、雑誌PATiPATiが主催するイヴェント
〜PATi★Night Episode03〜を観に行った
@お台場Zepp Tokyo。

出演者は、ししとうwith加藤和樹さん、
古川雄大さん、ON/OFF、中河内雅貴さん、
Kimeruさん、そして高橋直純さんの6組(出演順)。

一見「イケメン軍団か?」と認識するのみの顔ぶれだが、
ここにマンガ「テニスの王子様」を投影すると、
ON/OFF以外は1本の線で繋がる。

加藤さん、古川さん、中河内さん、Kimeruさんは
「テニミュ(ミュージカル・テニスの王子様)」で
役を持っていたし、
直純さんはアニメで、立海大付属中・丸井ブン太くんの
声を務めている。

妙技“綱渡り”を繰り出しながら
「俺って天才的?」と(笑)。

ゆえに“テニプリ”ファンの僕としては、
実に興味深いイヴェントだったのだ。
直純さんは、舞台経験もあるから出演者全員と
“舞台”という共通項もある。

事実、ON/OFFは舞台で演っている殺陣(たて)を
歌をうたう前に披露してくれた。

「ほー」とか「へー」とか感心しながら、
あっという間にトリの直純さんの出番になった。

デビュー7周年の記念日に当たる日に
ライヴでは絶対に歌ってきた「君に会えてよかった」を
セットリストから外す暴挙とも言える(笑)、
思い切ったメニューを高い集中力で歌い切った。
身体パフォーマンス&ピッチの正確さもほぼ完璧だった。

終演後「出番まで胃が痛かったー」と笑っていた直純さんの
胸中には、“小さなガッツポーズ”があったはずだ。

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↑念には念を入れ、熟慮に熟慮を重ねたという
セットリスト。最終曲は「Alive」でした(妙に納得)。
お客さんも最後までほとんど帰ることがありませんでした。

2009.03.22
 
半透明の実体化
 

昨日は、徳永英明さんのツアー・ファイナルを
さいたまスーパーアリーナに観に行った。

14年ぶりにアリーナに戻ってきた徳永さん。

「もう、21世紀初頭の話はしません」とMCした。
それはつまり、病気で苦しみ、
「徳永の復活は、もはやないのでは?」と
ささやかれた時の話はしないのと同義だ。

僕の言葉で言うなら、
半透明だった徳永さんが、実体化した、
あるいは、自在に半透明感覚を出せるまで、
自らを高めたと説明できる。

歌が慈雨となり、土に染み込むように、
客席に浸透していくのが、痛いほどよくわかった。

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↑徳永さんと作った拙著『半透明』。
中古品が法外な高値で取引きされており、
著者としては、胸を痛めています。

2009.03.16
 
classic crossover
 

昨夜は、ミュージカル女優あるいは
ソプラノ・シンガーとして知られる
サラ・ブライトマンさんの日本最終公演を
観に行った@日本武道館。

バンドがステージのかなり奥まったところに陣取り、
額縁を思わせる支柱が、ステージに対して
斜め45度上方に突き出るように立っているのに、
まず目を奪われた。

僕は最初、この支柱は照明用のトラスだとばかり
思っていたのであるが、完全に違った。

この“額縁”は、鏡の役割と
一種のホログラムを映し出す役割、つまり、
反射と投影透過という真逆の2つの性能を持っていたのだ。

例えばブライトマンが、ステージの床に
“横になって”歌うと、その姿は45度の鏡面に
反射するため、客席からは変わった体型の“立位”に見える。
そこに波の映像が投影されると、
波間に立って歌っているかのような視覚が生まれる。

加えて、ブライトマンの、あの圧倒的な
一瞬「ここは天国?」と思えるような歌声だ。
結果、武道館に生まれたのは、
異次元の音楽旅行とも形容できる空間だった。

彼女が“classic crossover”と呼ばれるのは、
楽曲だけではなく、ステージも含まれていることが
よくわかる内容であった。

選曲は、手堅い並びだったものの、
カンサス(USAのプログレッシヴ・ロック・バンド)
の「Dust in the Wind」を歌ったのが、印象的だった。

彼女の「プログレ好き」の一面を見た気がした。

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↑07年にリリースされたアルバム『Symphony』、
邦題は『神々のシンフォニー』。
異議なし!(笑)。

2009.03.06
 
Music Saves The Earth’09
 

昨夜はZepp Tokyoでおこなわれた
エコを考えるイヴェント“Music Saves The Earth’09”
を観に行った。

出演者は、宮本笑里さん、JYONGRIさん、
SOFFet、風味堂、Aqua Times、Do As Infinity、
DEENの面々。

皆さん、ライヴの前に「エコとして何をしているか?」
を話していたゆえ、僕も考えてみた。

僕なりに力を入れていることは、植物の生育だ。
今年の初めにやった“腐葉土作り”もそうだし、
なるべく植物を植え、育ってほしいと気を配っている。

イヴェントを観ながら、今後も続けていこうと思った。

090222.jpg
↑会場で配られた冊子。
これによれば、ひとつの国がどれくらい森に覆われているか?
という森林面積率では、日本は世界第2位。
「森に関心を持ち、近くの森を見に行く」のも、
エコに繋がるかもしれません。

2009.02.22
 
Cause We’ve Ended as Lovers
 

昨夜は、3年ぶりに来日したジェフ・ベック氏の
ライヴを観に行った@東京・NHKホール。

ジェフ・ベックは、どんな奏法を繰り出しても、音が
正確無比で“曖昧な音の滲み”のようなものが、一切ない。

聴く者は、大変に研ぎ澄まされた“一撃必殺の音”を
“連続して”聴くこととなる。

加えて思ったことは、ジェフ・ベックは若い頃から
“わかりやすいセクシャリティ”に、
ほとんど寄りかからないできたということである。

3大ギターリストの他の2人と較べてみるなら、
エリック・クラプトン氏のように
“母性をくすぐる内省的な横顔”も見せなければ、
ジミー・ペイジ氏のようにストラップを長くし
ドラゴンの刺繍のパンツを履き、
神秘的なイメージを付帯させるようなこともしてこなかった。

いつでも、少年の修行僧のように、真っ直ぐに
ギターを探求してきたプロファイルがある気がする。

本日のブログのタイトルは、
スティーヴィー・ワンダーさんが作曲し、
テレキャスターの名手:故ロイ・ブキャナン氏に捧げた
美しいスロウ・バラッド。

ジェフはアルバム『BLOW BY BLOW』で、
「Cause We’ve Ended as Lovers」を取り上げた。
邦題は、言わずと知れた「哀しみの恋人達」だ。

もしもクラプトンやペイジが「哀しみの恋人達」をプレイしたら、
ジェフのヴァージョンよりも、メロウ=情感多めになると思う。
(実際にジェフとクラプトンが競演した「哀しみの恋人達」を
聴いたことがあるけれど、
クラプトンのパートは“激情の速弾き”が多かった)。

ジェフの「哀しみの恋人達」は恋慕の情を凍結させ、
太陽に向かって高くかざすような
まさに「昇華」の領域にまで持っていった楽曲である。

昨夜も、この曲は演奏された。
固唾を飲み、一音も漏らさず聴こうとするオーディエンスが
素晴らしかった。
“音が感情を浄化する”瞬間だった。

そして、ザ・ビートルズの「A Day in the Life」も
プレイされた。
バンド4人の演奏力だけで、ザ・ビートルズがアルバム
『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のラストで
示した高みへと迫っていくその姿は、感動的であった。


余談1:僕が17歳の時に書き、初めて活字になった
原稿のネタは、何を隠そう“ジェフ・ベック”。
パンクの嵐が吹き荒れていた1978年・春のことでした。

余談2:ジェフ・ベックに初めてインタヴューした80年代半ば、
当日になって「お腹が痛い」という理由で
別日に変更となりました。
「ジェフ!子供かよ!(笑)」。

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↑音もさることながら、ジャケットが超カッコいいアルバム
『WIRED(ワイアード)』(1976年リリース)。
白のストラトキャスターを買いたくなる衝動を抑えるのが大変でした。

2009.02.10
 
東京オペラシティ
 

昨夜は、ORANGE RANGEのリーダー:NAOTOさんの
プロジェクト〜delofamiliaのライヴを観に行った
@東京オペラシティ・コンサートホール。

ここはパイプオルガンが設置され、
クラシック以外のコンサートは
基本的にはおこなわれない場所だ。

昨夜はおよそ20名のストリングス・チームも参加し、
delofamiliaの音圧も抑制されていたので、
実現可能となったと思われる。

UKからイアン・ブラウンさん(ex.The Stone Roses)も
来日し、3曲を歌った。
彼の曲に「F.E.A.R」という曲があるのだが、
“恐怖”とヴァイオリンのビブラートは、
実に感情に近い音だと思った次第。

adidasがスポンサードしたこの日のライヴは、
洋楽と邦楽、クラシックとロック、
映像と音、スポーツとデザインなどのボーダーを
同時に取り払った、とても新しい冒険に満ちたものだった。

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↑会場ロビーに飾られたオブジェ。
着眼点はよいと思うのですが、少し不気味でした(笑)。

2009.02.06